酵母抽出分画物を用いた脳機能改善剤および食品

開放特許情報番号
L2011001829
開放特許情報登録日
2011/3/25
最新更新日
2012/1/6

基本情報

出願番号 特願2004-022380
出願日 2004/1/30
出願人 沖縄県、国立大学法人 琉球大学
公開番号 特開2005-213205
公開日 2005/8/11
登録番号 特許第4867043号
特許権者 沖縄県、国立大学法人 琉球大学
発明の名称 酵母抽出分画物を用いた脳機能改善剤および食品
技術分野 食品・バイオ
機能 安全・福祉対策
適用製品 酵母抽出分画物を用いた脳機能改善剤および食品
目的 高齢化の進行に伴い、病因リスクを軽減させる学習機能改善効果及び記憶力改善作用等、脳機能改善が生体に対して発現できるように設計し、加工された安全でより安価な脳機能改善剤および食品を提供する。
効果 医薬、機能性食品、食品添加物として使用することにより、老人性痴呆症、学習能力や記憶力低下などの症状の予防・遅延に極めて有効である。
技術概要
 
サッカロマイセス属、カンディダ属、クルイベロマイセス属に属する酵母の抽出分画物を含有する脳機能改善剤およびその抽出分画物中の脳機能改善作用成分を含有する食品である。酵母の中でも、その経済性、環境調和性を考慮した場合、醸造製造過程で廃棄される酵母あるいは酵母を含む粕を用いることが好ましい。この酵母抽出分画物を常法にしたがって、痴呆症、脳機能障害、学習機能低下、記憶力低下の予防剤、遅延剤、治療剤、食品、食品添加物として利用できる。この酵母の抽出分画物中成分が、脳機能改善作用を有するような抽出条件として、酵母の抽出溶媒は、水、無水或いは含水有機溶媒として1価アルコール、多価アルコールまたはその誘導体、ケトン、エステル、エーテル、石油エーテル、脂肪族炭化水素またはハロゲン化物、芳香族炭化水素より選ぶ1種または2種以上である。この抽出溶媒は、好ましくは水と極性溶媒の混合溶媒である。この酵母の抽出分画物中成分が、脳機能改善作用を有するような抽出条件として、酵母の添加濃度は、溶媒容量に対して0.1〜10%乾燥重量濃度である。添加濃度は、溶媒容量に対して好ましくは1〜5%乾燥重量濃度である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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