出願番号 |
特願2008-002289 |
出願日 |
2008/1/9 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2009-160302 |
公開日 |
2009/7/23 |
登録番号 |
特許第5769159号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
複合多孔質足場材 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
欠損した生体部分に適合、事故や病気などの原因で損傷あるいは損失した軟骨・骨・皮膚・靭帯・皮膚・血管・膵臓・肝臓等の生体組織・臓器の修復 |
目的 |
再生部分に適した形状を保持しながら、細胞の培養において十分な気孔率と連通性をもち、かつ均一なサイズの空孔構造を有する多孔質足場材の提供。 |
効果 |
内部に十分な細胞密度を有する大きな気孔率の空間を持ちながら、培養あるいは生体埋設時の圧力に耐えうる保形性を外郭に有さしめることができるようになった。また、この足場材を製造するのに、多孔質形成材の混練割合などにより、外郭の強度を調整することができるので、使用する対象に適合した力学強度と形状とにすることが容易に行えるようになった。 |
技術概要
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本技術の多孔質足場材は、欠損した生体部分に適合する形状に、その箇所の細胞を培養する多孔質足場材であって、粒子状空隙部と針状空隙部とからなり、粒子状空隙部が多数の針状空隙部により相互に連通されてなる多孔質構造を有する多孔質体が、これよりも力学強度の大きい外郭により覆われてなることを特徴とする多孔質足場材である。また、この多孔質足場材は、上記の多孔質足場材において、外郭が生体吸収性合成高分子からなるメッシュやスポンジなどの多孔質体であることを特徴とする。上記の多孔質足場材において、多孔質体の一側面が外郭に覆われていない開放部とされ、この開放部に粒子状空隙部が開放されていることを特徴とする。更に中空の多孔質外郭内に、多孔質体構成成分の水溶液に微小氷粒子を混入したペーストを充填し、これを凍結して乾燥し、構成成分からなる多孔質体を生成することを特徴とする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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