出願番号 |
特願2008-536443 |
出願日 |
2007/9/28 |
出願人 |
国立大学法人群馬大学 |
公開番号 |
WO2008/038766 |
公開日 |
2008/4/3 |
登録番号 |
特許第5311117号 |
特許権者 |
国立大学法人群馬大学 |
発明の名称 |
免疫細胞刺激活性を有する機能ペプチド |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
安全・福祉対策、材料・素材の製造 |
適用製品 |
免疫細胞刺激活性を有する機能ペプチド |
目的 |
効率的な機能ペプチド同定手段及び好中球などの免疫細胞を活性化するペプチド、あるいは免疫細胞を強く活性化することでその受容体を脱感作し、結果的にその受容体活性化を阻害するペプチド、さらにはペプチドがその受容体と結合したときにとる高次構造が相同である機能ペプチドの累積投与法を提供する。 |
効果 |
このペプチドは、好中球をはじめとした免疫細胞を刺激する活性を有するため、免疫細胞の減少もしくは機能低下、または免疫細胞の増加もしくは機能亢進に関連する疾患又は状態の診断、治療、または予防に有用である。好中球の減少、機能低下に関連する疾患又は状態としては、例えば、好中球減少症が挙げられる。 |
技術概要
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このペプチドは、所定の条件を満たす配列を有し、免疫細胞刺激活性を有するペプチドである(COSP−1自体は除く)。条件は、(1)構成アミノ酸残基の数が12〜36である、(2)両親媒性である、(3)分子全体の荷電が+2以上である、(4)α−へリックス構造をとるように構成アミノ酸を配置したときに、親水性アミノ酸残基が配置する側の側面において、少なくとも2つの正電荷アミノ酸の側鎖間に芳香族アミノ酸の側鎖が位置しない、及び(5)ミトコンドリアプロセッシング酵素による切断点のアミノ酸残基を含む。このペプチドは、さらに、(1)〜(5)の条件に加え、正電荷アミノ酸残基(アミノ末端の正電荷を含む)を基準にして、3または4残基目、7または8残基目、10または11残基目、14または15残基目、18残基目、21または22残基目のいずれかに正電荷アミノ酸残基が存在することが好ましい。ミトコンドリアタンパク質由来のペプチドであることが好ましい。図1は多数の好中球活性化ペプチドが関与する生体防御機構の概要、図2は機能ペプチドの予測・同定手順を示す。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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