出願番号 |
特願2007-179982 |
出願日 |
2007/7/9 |
出願人 |
国立大学法人群馬大学 |
公開番号 |
特開2009-014676 |
公開日 |
2009/1/22 |
登録番号 |
特許第5103600号 |
特許権者 |
国立大学法人群馬大学 |
発明の名称 |
気体燃料インジェクタの瞬間流量計測方法 |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
気体燃料インジェクタの瞬間流量計測システム |
目的 |
気体燃料が噴射される計測管内の静圧変動から噴射率を算出する関係式を改善する、及び管摩擦による圧力勾配に基づいて計測された静圧の補正を行う、ことにより、気体燃料噴射率計の精度向上を図る。 |
効果 |
気体燃料噴射率の計測方法では、従来方式において用いられる噴射率(質量流量)を求める計算式を改善し、かつ管摩擦による圧力勾配により補正された静圧を求めることにより、実際の噴射率と計測される噴射率との誤差を極めて少なくすることができる。これにより、従来、実用化レベルまでに到達していなかった噴射率の計測を、実用化レベルにまで大幅に改善することができる。 |
技術概要
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気体燃料インジェクタから、気体燃料を計測管内に噴射し、計測管内に設けた小孔を通して、圧力計測器によって計測管内の静圧を計測し、圧力計測器で計測された静圧から、気体燃料の密度及び速度並びに音速を計算し、圧力計測器で計測した静圧を、管摩擦による圧力勾配で補正し、管摩擦による圧力勾配で補正された静圧を式(図1)に代入することにより、気体燃料の流量質量(噴射率)を演算する、気体燃料インジェクタからの気体燃料噴射率の計測方法である。式中、Aは計測管の断面積(m↑2)、ρ(t)は気体燃料の密度(kg/m↑3)、u(t)は気体燃料の流速(m/sec)、γは比熱比(無次元の断熱係数)、P(t)は計測管内の圧力(Pa)、P1=P(0)、ρ1=ρ(0)である。図2は気体燃料インジェクタの流量計測装置を示す図である。図3は予備試験に基づいて補正係数αを決定する手順を示すフローチャート、図4は気体燃料の噴射率(質量流量)を計算する手順を示すフローチャート、である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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