出願番号 |
特願2007-090946 |
出願日 |
2007/3/30 |
出願人 |
国立大学法人群馬大学 |
公開番号 |
特開2008-247806 |
公開日 |
2008/10/16 |
登録番号 |
特許第4734656号 |
特許権者 |
国立大学法人群馬大学 |
発明の名称 |
PF1022類の製造法 |
技術分野 |
化学・薬品、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
PF1022類の製造システム |
目的 |
4分子のN−メチル−L−ロイシン、2分子のD−乳酸および2分子の3−フェニル−D−乳酸で構成されている環状オクタデプシペプチドPF1022類を効率よく合成する方法において、N−メチル−D−ロイシンの代わりにL−ロイシンを含む環状デプシペプチドを合成後、一段階でN−メチル化することにより、PF1022類の合成工程を簡便なものとし、収率を大幅に改善する。 |
効果 |
PF1022類の製造工程を簡略化し、収率を大幅に改善して製造コストを低下させることができる。 |
技術概要
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式I(図1)で表される鎖状保護デプシペプチドの保護基を除去し、得られた式III(図3)で表される化合物を縮合剤の存在下、閉環させ、得られた式IV(図4)で表される化合物をメチル化させて、式II(図2)で表される化合物を合成する方法である。各式中、R↓1↓〜↓4は、各々、同一または異なる置換基を有していてもよい炭化水素基を示す。さらに、縮合剤としてビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスフィン酸クロリドを使用し、メチル化方法として、N,N−ジメチルホルムアミド中でCH↓3IとAg↓2Oを使用する。式IIで表されるPF1022類において、環を構成する4つの窒素原子にそれぞれ結合したメチル基が水素原子に置換された環状デプシペプチドを前駆体として合成し、この前駆体をN−メチル化することによって、従来の方法であるN−メチルアミノ酸合成後に、段階的に伸長する方法と比較して製造工程を簡略化し、大幅に収率を改善する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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