出願番号 |
特願2007-075377 |
出願日 |
2007/3/22 |
出願人 |
国立大学法人群馬大学 |
公開番号 |
特開2008-228685 |
公開日 |
2008/10/2 |
登録番号 |
特許第4867012号 |
特許権者 |
国立大学法人群馬大学 |
発明の名称 |
レトロウイルス産生用ベクター |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
レトロウイルス産生用ベクター |
目的 |
レトロウイルスベクターをゲノムDNAに挿入することで遺伝子の機能を不活性化すると共に、そのベクターの性質を利用してベクターが挿入された遺伝子を簡便に同定できるようにする。 |
効果 |
このベクターでは、ピューロマイシン耐性遺伝子はプロモーターを有していないため、目的細胞内で発現している遺伝子のみを解析することができる。そして、レトロウイルスベクターを用いることにより、挿入部位の遺伝子がその変異形質の原因であるか、迅速簡便に確認することが可能である。更にベクター内部の配列を用いることにより、容易に挿入部位を同定できる。 |
技術概要
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(1)一対のloxP配列、並びにloxP配列にはさまれた、プロモーターを有さず、3’側にポリA付加シグナルが付加されたピューロマイシン耐性遺伝子、および、ピューロマイシン耐性遺伝子の下流に位置する、プロモーターを有し、3’側にポリA付加シグナルが付加された、β−ガラクトシダーゼとネオマイシン耐性タンパク質との融合タンパク質をコードする遺伝子を有するレトロウイルス産生用ベクターである。(2)ピューロマイシン耐性遺伝子の前にスプライスアクセプター部位−IRESが付加された、(1)のベクターである。(3)(1)または(2)のベクターを細胞に導入するステップ、ベクターが導入された細胞から表現型が変化した細胞を選択するステップ、及び表現型が変化した細胞において染色体上のベクターの挿入位置に存在する遺伝子を同定するステップ、を含む、表現型に関与する遺伝子の同定方法である。ベクターとそれが導入される前後の染色体上の遺伝子の模式図を示す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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