出願番号 |
特願2009-284483 |
出願日 |
2008/8/29 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2010-100636 |
公開日 |
2010/5/6 |
登録番号 |
特許第4590514号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
カルボニル化合物の製造方法およびカルボニル化合物の製造に用いる酸化促進剤 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
カリウム塩、アルカリ金属塩、ナトリウム塩、アルカリ土類金属塩、無機酸化剤、有機酸化剤 |
目的 |
取り扱いが容易な溶媒であっても、カルボニル化合物を高効率で得ることができる、アルコールの酸化によるカルボニル化合物の製造方法の提供。 |
効果 |
この技術によれば、特定式で表される2−ヨードベンゼンスルホン酸およびその誘導体あるいはその塩である化合物を用いることにより、取り扱いが容易な溶媒であっても、アルコールの酸化による製造方法により、カルボニル化合物を高効率で得ることができる。 |
技術概要
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この技術では、アルデヒド類やケトン類等のカルボニル化合物は、有機合成上極めて重要な物質であり、このようなカルボニル化合物の製造方法は、一般式(I)[式(I)中、R↑1およびR↑2は、それぞれ独立して、水素原子、ニトロ基、ハロゲン原子、カルボン酸基、スルホン酸基、および置換基を有していても良いアルキル基もしくはアルコキシ基からなる群から選択される基を表す。また、R↑1とR↑2が隣接する二つの炭素と一緒になって芳香族環を形成しても良い。]で表される2−ヨードベンゼンスルホン酸またはその塩と、KHSO↓5・KHSO↓4・K↓2SO↓4の混合無機塩からなる酸化剤との存在下、アルコールを酢酸エチルおよびアセトニトリルからなる群から選択される少なくとも1種の溶媒中で酸化する工程を有する。また、この工程において一般式(I)で表される2−ヨードベンゼンスルホン酸またはその塩の使用量は、アルコールに対し0.001〜5mol%が好適である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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