脂肪組織由来多分化能幹細胞を含有する細胞製剤

開放特許情報番号
L2011001117
開放特許情報登録日
2011/2/25
最新更新日
2020/10/21

基本情報

出願番号 特願2008-528826
出願日 2007/8/7
出願人 国立大学法人名古屋大学
公開番号 WO2008/018450
公開日 2008/2/14
登録番号 特許第5240715号
特許権者 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 脂肪組織由来多分化能幹細胞を含有する細胞製剤
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 虚血性疾患、腎機能障害、創傷、尿失禁、骨粗しょう症
目的 脂肪組織由来多分化能幹細胞を含有する、好ましくは、細胞成分として脂肪組織由来多分化能幹細胞のみを含有する、虚血性疾患、腎機能障害、創傷、尿失禁又は骨粗しょう症に対する処置に有効な細胞製剤の提供。
効果 この技術の細胞製剤は虚血性疾患、腎機能障害又は創傷の治療等に対して使用されるもので、この細胞製剤によれば、その有効成分である脂肪組織由来の多分化能細胞による良好な組織再建効果が得られる。また、細胞源を脂肪組織に求めたことによって、患者に過度の負担をかけることなく必要な量の細胞を得ることができ、患者への負担軽減を図ることができる。
技術概要
 
この技術は、脂肪組織由来多分化能幹細胞が組織の再建を良好に促し、高い治療効果を発揮するとの知見に基づいて開発されたもので、脂肪組織由来多分化能幹細胞を含有し、虚血性疾患、腎機能障害、創傷、尿失禁又は骨粗しょう症に対する細胞製剤を提供する。用いられる脂肪組織由来多分化能幹細胞は、脂肪組織から分離した細胞集団を低血清条件下で培養したときに増殖した細胞、脂肪組織から分離した細胞集団を800〜1500rpm、1〜10分間の条件下で遠心処理したときに沈降する沈降細胞集団を構成する細胞、又は沈降細胞集団を低血清条件下で培養したときに増殖した細胞である。この技術の細胞製剤は、虚血性疾患の予防又は治療、腎機能障害の予防又は治療、創傷の治療、尿失禁の予防又は治療、或いは、骨粗しょう症の予防又は治療に効果的に使用することができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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