出願番号 |
特願2008-517751 |
出願日 |
2006/5/31 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
WO2007/138691 |
公開日 |
2007/12/6 |
登録番号 |
特許第5493118号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
多発性嚢胞腎疾患関連遺伝子及びその利用 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
全身性疾患、頭蓋骨内出血、高血圧症 |
目的 |
ヒトの常染色体優性多発性嚢胞腎疾患(ADPKD)の病態と非常によく似た表現型を示すメダカpc突然変異体の原因遺伝子を同定すると共に、PKD(多発性嚢胞腎疾患)の発症メカニズムの解明等のほか、動物におけるPKDの治療のための薬剤探索、診断及び治療剤の提供。 |
効果 |
この技術によれば、多発性嚢胞腎疾患(PKD)の制御に関与し、疾患を発症又は進展させるポリペプチドをコードするポリヌクレオチド及びポリペプチド並びにこれらの利用を提供できる。また、ポジショナルクローニングの手法を用いて単離したメダカのPKDの原因遺伝子であるメダカpc遺伝子を同定でき、このpc遺伝子を利用して、管形成機構やPKDの発症や進展の機能解明や、PKDの治療のための新たな薬剤の探索を図ることができる。 |
技術概要 |
この技術は、(a)配列番号2又は4に記載のアミノ酸配列を有するタンパク質をコードするDNA、(b)配列番号2又4に記載のアミノ酸配列において1又は複数個のアミノ酸残基が置換、欠失及び/又は付加されたアミノ酸配列を有し、実質的に同質の活性を有するタンパク質をコードするDNA、(c)配列番号1又は3に記載の塩基配列を有する核酸分子、及び(d)配列番号1又は3に記載の塩基配列と相補的な塩基配列を有するDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNA、から選択されるDNAを同定しているもので、このDNAを含有する検出用剤を提供する。また、このようなDNAを含むベクター、およびベクターが導入された形質転換体を提供する。更に、GLIS3タンパク質又はその一部分をコードするDNAの有効量を動物に投与する工程を備える、多発性嚢胞腎疾患の予防又は治療方法、GLIS3タンパク質若しくはその一部分をコードするDNA又はこれらのDNAの塩基配列に相補的又は実質的に相補的な塩基配列を有するアンチセンスDNAを含有する、多発性嚢胞腎疾患の診断剤を提供する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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