貯蔵物質の蓄積に関連するプログラムが改変された植物体及びその利用

開放特許情報番号
L2011001108
開放特許情報登録日
2011/2/25
最新更新日
2020/10/21

基本情報

出願番号 特願2008-516548
出願日 2006/10/10
出願人 国立大学法人名古屋大学
公開番号 WO2007/135755
公開日 2007/11/29
登録番号 特許第5076149号
特許権者 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 貯蔵物質の蓄積に関連するプログラムが改変された植物体及びその利用
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 貯蔵物質関連タンパク質をコードする遺伝子、転写因子遺伝子、光合成関連遺伝子、栄養源、工業原料
目的 貯蔵タンパク質、貯蔵デンプン及び貯蔵油脂などの貯蔵物質の蓄積プログラムが改変された植物体及びその用途、また、本来の貯蔵器官以外の器官あるいは本来の貯蔵物質の蓄積時期以外の時期において貯蔵物質を蓄積可能な植物体及びその用途、および植物の貯蔵物質の生産方法の提供。
効果 この技術は、形質転換植物体の創出に利用することができる。特に、糖類や脂質など有用な貯蔵物質の蓄積をコントロールした形質転換植物体の創出に利することができる。
技術概要
 
この技術は、糖誘導性の遺伝子発現制御に関わる2種類の転写因子のそれぞれについてのホモ欠損体を交配させて得た2種類の転写因子のホモ欠損体の種子を糖の存在下で発芽させると、通常の幼若植物体の成長を呈することなく胚発生状態を再現し、その胚軸において油脂などの貯蔵物質が蓄積するという知見に基づくもので、B3DNA結合ドメインとEARモチーフとを備え、糖誘導性プロモーターの作動抑制活性を有する2以上のタンパク質をコードする2以上の遺伝子の発現が抑制可能に構築された、植物体を提供する。この植物体において、糖誘導性プロモーターは、糖誘導的サツマイモスポラミン最小プロモーターであることが好ましい。用いられる植物体は、シロイヌナズナまたはこの植物種由来であるとすることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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