出願番号 |
特願2008-501623 |
出願日 |
2006/12/13 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
WO2007/097100 |
公開日 |
2007/8/30 |
登録番号 |
特許第4210764号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
リン酸モノエステル製造用触媒及びリン酸モノエステルの製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
医薬、農薬、有機材料 |
目的 |
従来の方法よりも穏和な条件下でリン酸とアルコールを直接脱水縮合させることによりリン酸モノエステルを製造する方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、主に薬品化学産業に利用可能であり、例えば医薬品や農薬、化粧品の中間体として利用される種々のリン酸モノエステルを製造する際に利用することができる。 |
技術概要
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この技術では、アルコールとリン酸を直接脱水縮合させることによるリン酸モノエステルの製造を様々な条件で試みたところ、触媒量の過酸化レニウムの存在下で脱水縮合させたときに高収率でリン酸モノエステルが得られることを見いだした。即ち、本技術の第1のリン酸モノエステル製造用触媒は、アルコールとリン酸とを脱水縮合させてリン酸モノエステルを製造する際に使用するリン酸モノエステル製造用触媒であって、トリオキソレニウム(VII)化合物を有効成分として含有することを要旨とする。ここで、トリオキソレニウム(VII)化合物とは、化学式中に−ReO3を含む7価のレニウム化合物をいう。又、本技術の第2のリン酸モノエステル製造用触媒は、アルコールとリン酸とを脱水縮合させてリン酸モノエステルを製造する際に使用するリン酸モノエステル製造用触媒であって、リン酸と反応して式(1)で表される中間体を形成可能な7価のレニウム化合物を有効成分として含有するものである。(式(1)において、[Re(VII)]は−ReO↓3又は−ReO↓2(OH)(Alkyl)(但し、Alkylはアルキル基)を表す) |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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