出願番号 |
特願2008-003830 |
出願日 |
2008/1/11 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2009-168480 |
公開日 |
2009/7/30 |
登録番号 |
特許第5149018号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
流量センサ |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
マイクロマシニング技術、呼吸器疾患の診断、熱収縮チューブ、金属薄膜ヒータ、センサフィルム |
目的 |
小型化が可能であって、かつ、十分な応答速度が得られる流量センサであって、例えば内視鏡内に装着することができ、かつ、その内視鏡を肺内に入れることで局所的に呼吸器疾患を診断可能な流量センサの提供。 |
効果 |
この技術の流量センサは、管内の気体、液体等の媒体の流れを検出することができるものであり、特に、流量センサを医療料器具の内視鏡に装着する場合、その内視鏡を肺内に入れることで、抹消気道を含む局所での肺機能測定により、呼吸器疾患を診断することができる。 |
技術概要
 |
この技術の流量センサは、ヒータを形成したフレキシブル基材を、媒体が流れる管の内壁の形状に沿うように管内壁に実装し、その管内壁を囲むヒータから発生する熱量が媒体により分散される状態を検出することで、管内の媒体流量を測定しているものであって、ヒータと管との間に、ヒータから管方向に伝わる熱の絶縁を図るため、空洞が形成されていることを特徴とする。また、この流量センサにおいては、ヒータの抵抗変化を検出することで、管内の流量を検出するものが好ましい。そして、この構成では、フレキシブル基材を管内壁形状に沿うように管内壁に実装しているために、流量を点ではなく線で検出するために、曲がりくねった配管でも流量を計測できるとともに、ヒータと管との間に熱絶縁用の空洞が形成されているために、ヒータ自体の熱容量で熱に対する応答性が決まり、その結果、100ミリ秒以下の高速応答を実現できるようになる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|