| 出願番号 |
特願2007-556803 |
| 出願日 |
2007/2/1 |
| 出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
| 公開番号 |
WO2007/088712 |
| 公開日 |
2007/8/9 |
| 登録番号 |
特許第5211321号 |
| 特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
| 発明の名称 |
神経細胞の細胞死阻害剤及びスクリーニング方法 |
| 技術分野 |
生活・文化 |
| 機能 |
安全・福祉対策 |
| 適用製品 |
神経系疾患の予防・治療剤、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症 |
| 目的 |
グルタミン酸による神経細胞死を抑制又は回避する薬剤の提供。 |
| 効果 |
本技術によれば、グルタミン酸による神経細胞死を抑制又は回避できる細胞死阻害剤を提供することができる。 |
技術概要
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この技術では、N−メチル−D−アスパラギン酸型グルタミン酸受容体(NMDA受容体)の阻害や活性化したミクログリア全体の阻害といった従来の着眼点ではなく、ミクログリアにおけるグルタミン酸産生・放出機序に着目し、ミクログリアのグルタミン酸放出量に関連する要因について種々の検討を行った。また、同時に、グルタミン酸放出と神経突起ビーズ状変性と神経細胞死との関連について種々の検討を行った。その結果、ミクログリアの産生及び/又は放出を阻害すること、すなわち、ミクログリアにおけるグルタミナーゼの阻害、ギャップ結合の阻害、及び腫瘍壊死因子(TNF−α)等によるミクログリア活性化の阻害のいずれによっても、グルタミン酸の産生の抑制又はその放出量を低下させることができ、かつ有効に神経突起ビーズ状変性や神経細胞死を抑制することを見出した。即ち、本技術は、ミクログリアにおけるグルタミン酸の産生及び/又は放出を阻害する阻害活性を有する化合物を含有する、神経細胞の細胞死阻害剤である。 |
| 実施実績 |
【無】 |
| 許諾実績 |
【無】 |
| 特許権譲渡 |
【否】
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| 特許権実施許諾 |
【可】
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