有機ホウ素π電子系化合物及びその合成中間体
- 開放特許情報番号
- L2011001080
- 開放特許情報登録日
- 2011/2/25
- 最新更新日
- 2020/10/21
基本情報
| 出願番号 | 特願2007-551037 |
|---|---|
| 出願日 | 2006/12/7 |
| 出願人 | 国立大学法人名古屋大学 |
| 公開番号 | |
| 公開日 | 2007/6/28 |
| 登録番号 | |
| 特許権者 | 国立大学法人東海国立大学機構 |
| 発明の名称 | 有機ホウ素π電子系化合物及びその合成中間体 |
| 技術分野 | 有機材料 |
| 機能 | 材料・素材の製造 |
| 適用製品 | 発光性材料、ホウ素置換基 |
| 目的 | 新規な有機ホウ素π電子系化合物、π共役骨格に対してホウ素置換基を側鎖として導入した新規な有機ホウ素π電子系化合物、有機ホウ素π電子系化合物の合成中間体の提供。 |
| 効果 | 本技術は、有機ELや有機レーザなどの有機エレクトロニクス分野に利用可能である。 |
技術概要![]() |
本技術の有機ホウ素π電子系化合物は、ベンゼン又は置換ベンゼンに2つのホウ素置換基がパラ位に導入された、式(1)で表される化合物である。ここで、ホウ素置換基とは、式(1)中、−BR↑1R↑2及び−BR↑3R↑4を表す。また、ここでいう「パラ位」とは、ベンゼン環又は置換ベンゼン環上の2つの置換基の相対位置が1,4位にあることを示す。この有機ホウ素π電子系化合物は、側鎖として用いたホウ素置換基のR↑1,R↑2,R↑3及びR↑4がπ電子系骨格に対し立体障害を及ぼすことによりπ電子系骨格にねじれが生じる。これにより、π電子系骨格が非平面性を有することになり、固体状態での分子間相互作用の度合いを制御することができると推察される。また、ホウ素置換基を側鎖として用いるため、主鎖方向とは異なる方向にもπ電子系を広げることができる。これにより、発光性材料として良好な発色を示す。したがって、これらの有機ホウ素π電子系化合物は、発光性材料(有機EL素子の発光層や有機レーザなど)として適している。 |
| 実施実績 | 【無】 |
| 許諾実績 | 【無】 |
| 特許権譲渡 | 【否】 |
| 特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
| 登録者名称 | |
|---|---|
その他の情報
| 関連特許 |
|
|---|

