出願番号 |
特願2007-546426 |
出願日 |
2006/11/10 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
WO2007/060899 |
公開日 |
2007/5/31 |
登録番号 |
特許第5098027号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
アクチン結合タンパク質の細胞運動関連疾患への利用 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
細胞運動の制御機構、発生における形態形成、創傷治癒、血管新生 |
目的 |
Aktと細胞運動との分子機構に関るタンパク質を同定すると共に、その機能の解明、並びにその利用の実現。 |
効果 |
本技術によれば、各種疾患の予防・治療のための薬剤、そのスクリーニング及び試薬として利用することができる。 |
技術概要
 |
この技術では、酵母two−hybrid法を用いてAktの新規基質を見出すとともに、この基質がアクチン結合タンパク質であって、Aktによってリン酸化されると移動する細胞の先端部(リーディングエッジ)に局在が変化される一方、このアクチン結合タンパク質の変異体を細胞に発現させると細胞の形態に変化が生じて増殖因子の刺激に依存した細胞運動が障害されることを見出した。即ち、本技術は、配列番号2で表されるアミノ酸配列と同一若しくは実質的に同一のアミノ酸配列を含有するタンパク質又はその部分ペプチドを用いることを特徴とする、細胞運動、細胞移動及び血管形成のいずれかを活性化又は阻害する化合物又はその塩のスクリーニング方法である。ここで、タンパク質は、配列番号2で表されるアミノ酸配列からなるタンパク質である。又、部分ペプチドは、配列番号2で表されるアミノ酸配列からなるタンパク質のC末端側領域(CT1領域及び/又はCT2領域)である。又、タンパク質は、配列番号2で表されるアミノ酸配列の第1416位のセリン残基又はセリン残基に相当するセリン残基がリン酸化されている。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|