出願番号 |
特願2007-523972 |
出願日 |
2006/6/28 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
WO2007/001016 |
公開日 |
2007/1/4 |
登録番号 |
特許第4982865号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
皮膚組織改善材及びその利用 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
線維芽細胞、血管内皮細胞増殖因子、角化細胞増殖因子、皮膚組織修復材 |
目的 |
異常や欠損の生じた皮膚組織(患部)の修復(充填)とともに患部及びその周辺の皮膚組織の生理学的状態をより健全なものに改善し得る機能を備えた皮膚組織改善用材料(生きた細胞を含む組成物)の提供。 |
効果 |
本技術の皮膚組織改善材は、皮膚組織の修復及び生理学的状態の改善を行うことができる。このため、皮膚外科(形成外科、美容外科を含む)的治療に利用する材料として有用である。 |
技術概要 |
この技術では、修復すべき皮膚組織とは全く異なる口腔内粘膜(例えば歯肉或いは頬粘膜)から採取した線維芽細胞を修復すべき皮膚組織に投与したところ、皮膚組織においての充填効果のみならず、投与部位とその周辺部位の生理学的状態を改善(例えば表皮における細胞分裂の促進やそのことに基づく肌の色つや、はり、きめ等の物理的状態の改善及び/又は皮膚の栄養状態の改善)し得ることを見出した。即ち、皮膚組織改善材(皮膚組織改善のための組成物)によると、その主構成要素たる口腔内組織由来線維芽細胞が高効率に種々の細胞増殖因子(VEGF、KGF等)を投与部位において継続的に産生(即ち患部に供給)する結果、従来の皮膚組織修復材と同様の皮膚組織(典型的には皮下組織)変形部位若しくは欠損部位における充填効果を奏することに加え、部位とその周辺皮膚組織の生理学的状態を改善することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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