出願番号 |
特願2007-521153 |
出願日 |
2006/3/28 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
WO2006/112238 |
公開日 |
2006/10/26 |
登録番号 |
特許第5109128号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
植物の分化・生長を制御する遺伝子、並びにその利用 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
制御・ソフトウェア、安全・福祉対策 |
適用製品 |
ジベレリン、四環性ジテルペノイド系の植物ホルモンファミリー |
目的 |
GAシグナル伝達に関与するジベレリン結合蛋白質およびその遺伝子の提供。 |
効果 |
本技術の蛋白質の発現を制御することにより、植物の分化・生長を制御することができる。例えば蛋白質の発現を上昇させることにより、生長速度を上昇させることができ、逆に蛋白質の発現を低下させることにより、植物の草丈を短くし、耐倒伏性を高めることができる。 |
技術概要 |
本技術は、(a)配列番号:2、5、7、または9に記載のアミノ酸配列を含む蛋白質である。(b)配列番号:2、5、7、または9に記載のアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が置換、欠失、および/または挿入されたアミノ酸配列を含み、ジベレリンと結合する活性を有する蛋白質である。(c)配列番号:1、4、6、または8に記載の塩基配列および/またはその相補配列からなる核酸から調製したプローブとストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸がコードする蛋白質であって、ジベレリンと結合する活性を有する蛋白質である。そして、これらの蛋白質はジベレリンの細胞質受容体として機能し、植物のジベレリン応答を媒介する。この遺伝子を過剰発現する植物は草丈の増大などのジベレリン高感受性の表現型を示し、逆に遺伝子に変異を有する植物はジベレリン非感受性の表現型を示し矮性化した。遺伝子の導入や発現抑制により、植物の分化・生長を制御することが可能となる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|