出願番号 |
特願2007-507135 |
出願日 |
2006/3/1 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
WO2006/095749 |
公開日 |
2006/9/14 |
登録番号 |
特許第4581098号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
植物でのペプチドの発現・集積方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
低分子ペプチド、心疾患、高血圧、アレルギー |
目的 |
プロモーター支配下に、グルテリンファミリーをコードする遺伝子と遺伝子の下流に連結された2コピー以上の3〜40アミノ酸残基からなる目的ペプチドをコードする遺伝子とを含む融合タンパク質発現ベクターの提供。 |
効果 |
本技術によれば、単一遺伝子座に多コピーの遺伝子を導入することが可能となり、遺伝的に安定な高発現の多コピー系統を容易に作出することができる。これにより、植物、特に植物の種子中に低分子ペプチドを高効率に発現集積することができる。 |
技術概要
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この技術では、グルテリンファミリーとして、例えばグルテリンA、グルテリンBを挙げることができ、特に好適な一例として、グルテリンBを用いる。プロモーターは植物で機能しうるものであれば特に限定されないが、プロモーター活性の強いグルテリンプロモーター等が好ましい。目的ペプチドは、3〜40アミノ酸残基、好ましくは3〜30アミノ酸残基、より好ましくは3〜20アミノ酸残基程度の低分子ペプチドである。本技術のベクターは、このような低分子ペプチドをコードする遺伝子を2コピー以上、好ましくは2〜20コピー程度タンデムに連結して含み、グルテリンファミリーと目的ペプチドとの融合タンパク質を発現させる。目的遺伝子を2コピー以上連結して含むベクターは、遺伝子を単独で含むベクターよりも、高い確立で高発現系統をもたらす。これは、ベクターが単一遺伝子座に多重感染して、2コピー以上連結された目的遺伝子を単一遺伝子座に多重導入するためである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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