細胞培養物の生産と該生産に用いる材料

開放特許情報番号
L2011001049
開放特許情報登録日
2011/2/25
最新更新日
2020/10/21

基本情報

出願番号 特願2006-535184
出願日 2005/9/8
出願人 国立大学法人名古屋大学
公開番号 WO2006/028274
公開日 2006/3/16
登録番号 特許第4843793号
特許権者 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 細胞培養物の生産と該生産に用いる材料
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 細胞培養用基板
目的 微細なパターンの細胞培養物(所定のパターンに形状化された培養物(生体組織)を包含する。)を生産可能な新たな方法の提供。
効果 本技術によれば、微細なパターンの細胞培養物を生産可能な新たな方法、及びこの生産方法において好適に用いることができる細胞培養用基板とその製造方法を提供することができる。
技術概要
本技術の細胞培養用基板は、基材と、基材上に形成された撥水性表面を有する撥水層と、基材上に形成された所定のパターンの親水性面とを備える。好ましくは、撥水性表面の水滴接触角は150°を越える。即ち、細胞培養用基板では、所定パターンの境界が明確に区切られ、所定パターン(好ましくは撥水層に対するリソグラフィの適用によって形成し得る微細なパターン)の親水性面上において、選択的に鮮明な境界をもって培地を配置し、且つパターンに対応させて形状化された細胞培養物(細胞集合塊や組織化した培養物を包含する)を得ることができる。また、微細パターンの親水性面上に配置された水系培地(培養液)の撥水性面上への流出が抑止されるため、微細パターンの親水性面上において、典型的には水滴状に盛り上がった培地を保持することができる。このため、細胞培養用基板を使用すると、接種する細胞の種類や性状にも影響されるが、平面方向のみならず高さ方向に増殖した三次元形状(例えば微小組織又は微小器官形状)の細胞培養物を得ることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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