出願番号 |
特願2005-315893 |
出願日 |
2005/10/31 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2007-121811 |
公開日 |
2007/5/17 |
登録番号 |
特許第4883754号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
カテーテル手術シミュレータ |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
立体モデル、被検体の断層像データ、血管などの体腔モデル |
目的 |
偏光光源とそれに対応する偏光フィルタの間に位相シフトフィルタが介在され、光源としてディスプレイ装置を用いている、より効果的でより多くの情報が得られるカテーテル手術シミュレーションを可能とする装置の提供。 |
効果 |
この技術のカテーテル手術シミュレータによれば、光源としてディスプレイ装置を用いたので、このディスプレイ装置を制御装置で制御することにより、その発光色を任意に設定できる。また、発光色の切替えも簡単かつ素早く行なうことができる。更に、ディスプレイには静止画や動画を任意に映し出せるので、ディスプレイの画像と光弾性効果とを重ね合わせて観察できるようにすることで、観察者により多くの情報を与えることができる。 |
技術概要
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この技術では、少なくとも体腔を再現した腔所の周囲領域が弾性材料で形成され、カテーテルの挿入が可能な透光性の立体モデルを通過する光に生じる光弾性効果を検出するカテーテル手術シミュレータであって、偏光光源を構成する第1の偏光フィルタと観察者側の第2の偏光フィルタとの間に位相シフトフィルタを配置させることにより、第1の偏光フィルタを透過した光の一部が第2の偏光フィルタを透過可能となる。このとき、立体モデル内にカテーテルが挿入されていた場合、カテーテルは光を透過させないので、カテーテルが影となって観察される。この位相シフトフィルタが存在しないと、一対の偏光フィルタにより光源からの光は完全に遮断され、光弾性効果により変調された光のみが第2の偏光フィルタを透過して観察可能となる。また、光源としてディスプレイ装置、好ましくは、カテーテル手術シミュレータ。偏光を放出する液晶ディスプレイが用いられている。更に、光弾性効果を撮像する撮像部が備えられ、この撮像部の撮像結果に基づきディスプレイ装置に所定の表示を行わせている。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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