出願番号 |
特願2005-132926 |
出願日 |
2005/4/28 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2006-304716 |
公開日 |
2006/11/9 |
登録番号 |
特許第4797159号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
癌転移抑制用組成物 |
技術分野 |
食品・バイオ、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
癌治療、予後管理、発現ベクター、プラスミドベクター、ウイルスベクター |
目的 |
新規の癌転移関連遺伝子を見出すと共に、癌転移関連遺伝子又は対応のRNA、或いは癌転移関連タンパク質、の機能を阻害又は抑制するための癌転移抑制用組成物の提供。 |
効果 |
この技術によれば、癌の転移を抑制すること、癌の転移を予測すること、及び癌の転移を抑制可能な薬剤をスクリーニングすることが可能になり、その結果、癌に対する治療成績の向上、並びに転移癌による再発の防止と予後の管理のために大きく貢献することが期待できる。 |
技術概要 |
この技術は、配列番号1のヌクレオチド配列を含むヒト癌転移関連遺伝子、対応するRNA、又はその変異体のインビボにおける機能を阻害もしくは抑制する核酸を含む、癌の転移抑制用組成物を提供する。この組成物に用いられる核酸は、siRNAが好適であり、このsiRNAは、配列番号1のヌクレオチド配列を含むヒト癌転移関連遺伝子によってコードされるmRNA又はその選択的スプライス型mRNA配列からの連続する19〜25ヌクレオチドのセンス鎖配列とその相補的配列であるアンチセンス鎖配列とを含むものである。あるいは、このsiRNAは、その前駆体である二本鎖RNAから、細胞内RNアーゼであるダイサー(Dicer)によるプロセシングを介して誘導されるものが好ましい。また、この技術は、ヒト培養癌細胞を用いて、配列番号1のヌクレオチド配列を含むヒト癌転移関連遺伝子又は対応するmRNAの発現の阻害又は抑制について、或いはヒト培養癌細胞の運動能及び/又は浸潤能の阻害又は抑制について、候補薬剤をスクリーニングすることを含む、癌転移抑制剤のスクリーニング方法を提供する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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