出願番号 |
特願2005-085746 |
出願日 |
2005/3/24 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2006-267565 |
公開日 |
2006/10/5 |
登録番号 |
特許第4505572号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
人体モデル |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
人の脳血管、立体モデル |
目的 |
透明材料からなるマネキン本体に仕切り部材が内蔵され、血管モデルが仕切り部材の一方の面で支持されるとともに、仕切り部材の他の面には血管モデルを動作させるための補助器具が配置され、人体モデルの意匠面に専ら血管モデルを配置することができる、患部の確認やカテーテル挿入シミュレーション用として好適な人体モデルの提供。 |
効果 |
この技術では、仕切り部材により血管モデルが支持されるので、血管モデルが大型化してもこれを安定して支持することができる。例えば、マネキン本体が柔軟な材料で形成されていたとしても、仕切り部材が血管モデルを支持するので、マネキン本体中で安定しており、また、外部からの衝撃力に対する機械的強度も確保できる。また、仕切り部材により血管モデルと補助器具とが分離されることにより、補助器具の配置が容易になる。 |
技術概要
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この技術の人体モデルは、透明材料からなる中空のマネキン本体に、マネキン本体を下側部分と上側部分とに仕切る仕切り部材が内蔵され、血管モデルが仕切り部材の上側に配置されるとともに、仕切り部材の下側に血管モデルを動作させるための補助器具が配置され、仕切り部材にはこれを貫通するコネクタが配設され、コネクタの一端と血管モデルとが可撓管で連結され、コネクタの他端には補助器具の管が連結されている。仕切り部材の形状は特に限定されるものではないが、平板状、曲板状などマネキン本体の形状、血管モデルの位置などに応じて任意に設計することができる。血管は三次元に屈曲しているので仕切り部材に支持部を立設し、これで血管モデルを支持することが好ましい。血管モデルは周知の方法で形成することができる。試料人体のCT画像から三次元血管像を形成し、この血管像にもとづき血管の雄型を積層造形する。この血管の雄型の周囲をシリコーンゴム等からなる柔軟な材料で被覆して皮膜を形成する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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