出願番号 |
特願2004-271731 |
出願日 |
2004/9/17 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2006-084414 |
公開日 |
2006/3/30 |
登録番号 |
特許第4552009号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
放射線分布ラインセンサ |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
飛行時間差分析手段、ガンマ線、チェレンコフ光 |
目的 |
高エネルギー粒子線、ガンマ線あるいはガンマ線放出を伴う放射線物質を検知する放射線分布ラインセンサにおいて、光の透過率が劣化してしまうという放射線損傷問題を克服した放射線分布ラインセンサの提供。 |
効果 |
この技術によれば、放射線との相互作用によって生じる光を光検出器まで伝送するファイバーコア部に液体を用いることにより放射線損傷の発生を押さえ、さらに液体コア材を外部供給フロー型にし、コア部素材を放射線損傷が発生する前に入れ替えることにより損損の影響を除去することができる。従って、高レベル廃棄物一時保管所等、高線量率下で数100メートルオーダの空間を長時間にわたって線量測定を行うような条件下において優れた性能を発揮できる。 |
技術概要
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この技術の放射線分布ラインセンサは、液体コアファイバと、液体コアファイバの両端にそれぞれ接続された第1及び第2光電子増倍管(PMT)と、各光電子増倍管に接続された第1及び第2ファーストプリアンプ(FPA)と、各ファーストプリアンプに接続された第1及び第2コンスタントフラクションディスクリミネータ(CFD)と、第2コンスタントフラクションディスクリミネータに接続された遅延線(DL)と、第1コンスタントフラクションディスクリミネータと遅延線とに接続された時間波高変換器(TAC)と、時間波高変換器に接続された波高分析器(MCA)とを具える。時間波高変換器は、2つのロジックパルスを左右の信号の到達時間差に比例した信号に変換し、波高分析器に供給し、波高分析器はこの時間差情報を記録している。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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