力触覚の可視化を伴うフェザータッチ歯科治療訓練システム

開放特許情報番号
L2011000975
開放特許情報登録日
2011/2/18
最新更新日
2011/2/18

基本情報

出願番号 特願2003-427499
出願日 2003/12/24
出願人 国立大学法人 名古屋工業大学
公開番号 特開2005-189297
公開日 2005/7/14
登録番号 特許第4273229号
特許権者 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 力触覚の可視化を伴うフェザータッチ歯科治療訓練システム
技術分野 情報・通信、その他
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、その他
適用製品 歯科治療訓練システム
目的 歯の治療には、治療技術向上や熟練度向上のために訓練を欠かすことができなく、マネキンや歯列模型を用いた実習が行われていた。 しかし、マネキンでの実習では、思わぬ舌の動き等による危険性を習得できなく、また、歯列模型での実習では、歯列模型の歯は実際の歯と異なる材質であるため、切削する際の感触が異なり、歯の切削が適正に行われたか否かを判断できなかった。 この発明は、思わぬ動きによる危険性を習得することができ、歯の切削が適正に行われたか否かを判断することのできる歯科治療訓練システムの提供を目的とする。
効果 力情報の内容を認識した訓練者は、どの程度の力を入れて治療機器を扱っているのかを一目で簡単に把握できるため、歯の切削が適正に行われたか否かを判断できる。 また、治療訓練は何度も繰り返し行えるので、治療技術向上や熟練度向上を図ることができる。
技術概要
熟練者(歯科医)としての操作者が治療機器に見立てた操作手段を操作し、歯を治療するフェザータッチを行う。操作したときのフェザータッチの力情報は力情報取得手段が取得し、取得した力情報を記憶手段に記憶する。記憶された力情報は、力情報が集中する範囲をセーフティーゾーンとしてゾーン決定手段が決定する。その決定方法は、例えばグラフ等に表した力情報の回数が集中する範囲を目視して決定してもよく、力情報が正規分布に従う場合には平均値±σ,平均値±2σ,平均値±3σ(σは標準偏差)などで示す範囲に決定してもよい。 決定したセーフティーゾーンを基にして、訓練者としての操作者が操作手段を操作して歯を治療するフェザータッチ訓練を行う。この訓練の際、コンピュータ装置は、治療機器で歯を治療する過程をバーチャルリアリティ技術に基づいて表示器に表示するとともに、操作手段に加えた力の大きさ(力情報取得手段で取得した力情報)がセーフティーゾーンに入っているか否かに応じて力情報の可視化形態を異ならせる。その例としては、訓練者の力情報がセーフティーゾーンに入っていれば緑色で表示し、入っていなければ他の色で表示する。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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