出願番号 |
特願2008-506164 |
出願日 |
2006/11/30 |
出願人 |
国立大学法人 筑波大学 |
公開番号 |
WO2007/108178 |
公開日 |
2007/9/27 |
登録番号 |
特許第5337963号 |
特許権者 |
国立大学法人 筑波大学 |
発明の名称 |
チタン−タンタル系形状記憶合金、アクチュエータおよび発動機 |
技術分野 |
金属材料、化学・薬品、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造、機械・部品の製造 |
適用製品 |
発動機(自動車のエンジンや航空機のエンジン、ガスタービン)において、高温となるガス流路の弁、高速回転するシャフトの潤滑剤を共有する弁、家電の電源等の高温となる部分における安全装置、高温条件下で作業を行う際に使用するアクチュエータ |
目的 |
この発明は、チタン−タンタル系の形状記憶合金および形状記憶合金が使用されたアクチュエータや発動機、特に、逆変態開始温度が50℃以上のチタンータンタル系の形状記憶合金および形状記憶合金が使用されたアクチュエータや発動機に関し、加工性が高く、高温で繰り返し利用が可能な形状記憶合金の提供を目的とする。 |
効果 |
加工性が高く、高温で繰り返し利用が可能となる。 この発明の形状記憶合金は、高温の熱サイクル下で繰り返し使用しても形状記憶特性が失われにくいので、発動機(自動車のエンジンや航空機のエンジン、ガスタービン)において、高温となるガス流路の弁として使用して、加熱時に形状回復効果で変形して流路面積を調整して、冷却時には弁を変形させるバネにより流路面積を戻すように使用することが考えられる。 |
技術概要
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チタン−タンタル系形状記憶合金は、30mol%以上40mol%より少ないタンタルと、残部のチタンと、不可避的不純物からなる。 チタン−タンタル系形状記憶合金は、30mol%以上40mol%より少ないタンタル(Ta)と、残部のチタン(Ti)との二元合金であるため、高い変態温度と形状回復性を有し、高温で繰り返し使用できる。また、冷間加工により加工することできる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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