光学活性導電性ポリマー構造体

開放特許情報番号
L2011000959
開放特許情報登録日
2011/2/18
最新更新日
2013/3/15

基本情報

出願番号 特願2008-251294
出願日 2008/9/29
出願人 国立大学法人 筑波大学
公開番号 特開2010-083919
公開日 2010/4/15
登録番号 特許第5170680号
特許権者 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 光学活性導電性ポリマー構造体
技術分野 有機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 光学活性導電性ポリマー構造体、フィブリル構造による渦状パターンを表面に有するポリ3,4−エチレンジオキシチオフェン、カイロプティカル特性を有する光学活性導電性ポリマー構造体、キラル導電性ポリマー
目的 コレステリック液晶(CLC)は構造的キラリティを有し、そのため強力な自然旋光性を呈する。CLCを高分子スケールでらせん状に配置するとカイロプティカル特性の物理的発現が大幅に促進され、CLCでキラル分子の旋光性が促進される程度に達し、CLC様高分子構造を有するキラル導電性ポリマーは高い旋光性を示すことが予測される。そこで、カイロプティカル特性を有する新規な光学活性導電性ポリマー構造体を提供する。
効果 エチレンジオキシチオフェン三量体のCLC中における電気化学重合で得られるらせん状繊維構造は、ポリマーの全表面は渦状パターンを帯びている。この特徴的なフィブリル構造並びにボルテックス構造を有するポリマーは、そこから一方巻きのらせん状にねじれたマトリックスとしてのCLC中におけるエピタキシャルな電気化学重合の際に、個々の主鎖が構造的キラリティのトポロジー的転写により配置される。このポリマーはキラルなエレクトロクロミズム、回折、波長選択的な光の反射、並びに電荷キャリア生成を示し、カイロプティカル電気活性特性を有する。
技術概要
この光学活性導電性ポリマー構造体は、式(I)で表されるエチレンジオキシチオフェン三量体をモノマー原料として、コレステリック液晶電解質中において電気化学重合させることにより得らる、ポリ3,4−エチレンジオキシチオフェン(PEDOT)からなる。このようにして得られた光学活性導電性ポリマー構造体は、フィブリル構造による渦状パターンを表面に有しており、フィブリル構造の少なくとも一部は、らせん状バンドルを形成している。このポリマーはキラルなエレクトロクロミズム、回折、波長選択的な光の反射、電荷キャリアの生成を示す。このポリマーは有望な導電性ポリマーであり、低電位であり、エレクトロクロミズム特性に優れ、高い導電性を有する。従って、キラルなエレクトロクロミックディスプレイや旋光度モジュレータなどの新しい光電子デバイスへの応用が期待できる。図は、コレステリック液晶電解質中で調製したPEDOT↑*の走査電子顕微鏡像(A、B、D;垂直方向におけるPEDOT↑*の表面像、C、E;表面から75°に配向した方向から撮影したPEDOT↑*のSEM像)、エチレンジオキシチオフェン三量体(モノマー原料)、および、PEDOT合成スキームの一例を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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