アジド分解活性を有する微生物、及びその利用

開放特許情報番号
L2011000939
開放特許情報登録日
2011/2/18
最新更新日
2014/2/25

基本情報

出願番号 特願2008-051830
出願日 2008/3/3
出願人 国立大学法人 筑波大学
公開番号 特開2009-207378
公開日 2009/9/17
登録番号 特許第5424186号
特許権者 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 アジド分解活性を有する微生物、及びその利用
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 アジド分解活性を有する微生物、アジドを分解してアミンを生産するアミン生産方法、新規アジドの分解経路の解明、アジドの分解処理技術、アジドの廃棄処理技術、TM16株(FERM P−21489)
目的 アジド(R-N=N↑+=N↑-)は、極めて反応性に富む化合物で、その多くが毒性や爆発性を有している。このような性質を利用して、銃弾や地雷の信管として、自動車エアバックの起爆剤として、また、分析カラムの緩衝液や抗原検出試薬等に静菌剤として、或はAIDS治療薬として使用されている。このように、種々の分野で利用されているが、その多くは毒性や爆発性がある上に、廃棄処理技術が不十分であり、利用が敬遠される傾向にある。そこで、新規アジドの分解経路を解明すると共に、アジドの安全かつ簡便な分解処理技術を提供する。
効果 この微生物は、毒性や爆発性を有するアジドを、穏和な条件下で分解することができる。そのため、この微生物を用いれば、安全かつ簡便に、アジドを分解することが可能であり、この微生物を活用した廃棄処理技術の開発により、今後、利用価値の高いアジドに対する更なる応用分野の構築が期待できる。
技術概要
このアジド分解活性を有する微生物は、Rhizobiaceae科Agrobacterium属に属する。この微生物は、アジド分解活性を有していれば、その菌学的性質は特に限定されないが、別表に記載する菌学的性質を有する微生物を挙げることができる。微生物が有する塩基配列も特に限定されないが、例えば、特定する塩基配列に対して95%以上の相同性を有する塩基配列からなる16SrDNAを有する微生物を挙げることができる。具体的な一例として、アジド分解活性を有する微生物TM16株(FERM P−21489)またはその変異株を挙げることができる。アジド分解方法では、炭素源として、Lactose monohydrate、Succinic acid disodium salt、D-(-)-Mannitolの中から選択される物質を含む培地で、微生物を培養させた後に、アジド分解を行うことが好ましい。また、この微生物は、アジドを分解してアミンを生産するアミン生産方法に好適に用いることができる。図は、各候補微生物のアジド分解活性の測定結果(5−5株に有意なアジド分解活性が確認でき、TM16株と命名)、TM16株の生化学試験と資化性試験の結果、および各炭素源を用いた場合の菌体量とアジド分解活性を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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