パルプ/ポリアニリン類複合体の製造方法

開放特許情報番号
L2011000936
開放特許情報登録日
2011/2/18
最新更新日
2013/7/19

基本情報

出願番号 特願2008-027065
出願日 2008/2/6
出願人 国立大学法人 筑波大学
公開番号 特開2009-185412
公開日 2009/8/20
登録番号 特許第5271558号
特許権者 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 パルプ/ポリアニリン類複合体の製造方法
技術分野 繊維・紙、有機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 パルプとポリアニリン類の複合体、パルプにポリアニリン類が付着した複合体、導電性シートを備えた帯電防止材、導電性シートを備えた電磁波遮蔽材、導電性部品
目的 ポリアニリン類は、電子材料や導電材料として各種分野への応用が検討されているが、ポリアニリン類は一般に溶媒への溶解性や溶融性が良好ではなく、キャストフィルムを作製する際は高沸点有機溶媒等特定のものを使用せざるを得ず、また溶融成形性も乏しいため、加工性が良くないという問題があり、様々な加工性改善方法が試みられてきたが、製造工程をより簡略化する等、更に改良の余地がある。そこで、高い加工性と導電性を有し、抄紙後の強靭性も有するパルプ/ポリアニリン類複合体を、一段階の工程で低コストに製造可能な製造方法を提供する。
効果 この方法によれば、紙のもつ強靭性と加工性を併せ持つパルプ/ポリアニリン類複合体を一段階で合成時に作製することができ、さらに複合化してもその導電性は低下することがなく、高い導電性を有する導電性シートや導電性部品を低コストかつ簡易な工程で作製することができる。
技術概要
このパルプ/ポリアニリン類複合体の製造方法は、アニリン類モノマーを含有するパルプ分散液中で酸化剤の存在下にアニリン類モノマーを重合し、パルプにポリアニリン類が付着したパルプ/ポリアニリン類複合体を得ることからなる。使用されるアニリン類モノマーとしては、アニリンおよびアニリン誘導体が挙げられる。アニリン類モノマーの重合はプロトン酸、例えば、硫酸、硝酸、フッ化水素酸、塩化水素酸、過塩素酸、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸等の存在下に酸性条件下で行うことが好ましい。酸化剤としては、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム等の過硫酸塩、過塩素酸カリウム、塩化第二鉄、二酸化マンガン、二クロム酸塩、過酸化水素等が挙げられ、中でも過硫酸塩が好ましい。このパルプ/ポリアニリン類複合体は、抄紙装置で導電性シートとすることができ、或はインゴット状に成形して導電性部品とすることができる。この導電性シートは、帯電防止材や電磁波遮蔽材として好適に使用できる。図は、パルプ/ポリアニリン複合体の表面のSEM写真、アニリンモノマー濃度と導電率の関係、およびESR測定結果を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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