緑膿菌バイオフィルム形成に対するワクチン抗原体

開放特許情報番号
L2011000930
開放特許情報登録日
2011/2/18
最新更新日
2011/2/18

基本情報

出願番号 特願2007-247263
出願日 2007/9/25
出願人 国立大学法人 筑波大学
公開番号 特開2009-078978
公開日 2009/4/16
発明の名称 緑膿菌バイオフィルム形成に対するワクチン抗原体
技術分野 食品・バイオ、有機材料
機能 安全・福祉対策、材料・素材の製造
適用製品 新規なワクチン抗原体、緑膿菌バイオフィルム形成に対するワクチン抗原体、膜貫通型構造を持つ因子、緑膿菌バイオフィルムの制御、緑膿菌バイオフィルム形成の抑制
目的 緑膿菌に作用する抗生物質や緑膿菌バイオフィルムの主成分であるアルギン酸を分解する酵素も知られているが、これらは、緑膿菌を含む細菌バイオフィルム形成に対しての阻害効果は弱い。さらに、近年の緑膿菌は、複数の薬剤耐性を併せ持ち、既使用の抗生物質に強い抵抗性を持つ。細菌バイオフィルムの消毒方法としての化学物質による処理や物理的処理は、処理対象を損傷することからも限界がある。そこで、緑膿菌バイオフィルム形成に特異的作用を有する新規なワクチン抗原体を提供する。
効果 緑膿菌バイオフィルム形成に特異的作用を有し、従来の複数の抗生物質に対して耐性を持つ緑膿菌を含む細菌及びそのバイオフィルム形成に有効に作用する、緑膿菌バイオフィルム形成に対するワクチン抗原体を得ることができた。
技術概要
この緑膿菌バイオフィルム形成に対するワクチン抗原体は、細胞外領域を含むペプチドを大腸菌で発現させ、これを精製して得られる膜貫通型構造を持つ因子を主成分とする。そして、この膜貫通型構造を持つ因子(Opr86)は、緑膿菌のOmp85ホモログであって、14回膜貫通型構造を持つ因子である。図は、緑膿菌におけるOpr86の構造を示す模式図(緑膿菌PAO1株のOpr86は、この図に示すように14回膜貫通型構造である)、及び、ポリクローナル抗体を用いた緑膿菌バイオフィルムの制御を調べた結果(抗血清から精製した免疫グロブリンG(IgG)をPAO1株と反応させた条件下で、細菌の浮遊増殖及びバイオフィルム形成を調べたもの (コントロールIgG;非免疫血清から精製したIgG、PBS;リン酸緩衝生理食塩水))を示す。浮遊増殖への影響(菌体量/IgG濃度)は、富栄養培地における浮遊静置培養では、PAO1抗体及びo-Opr86抗体共に生育への顕著な影響はなかった。IgGのPAO1株に対するバイオフィルム形成への抑制効果は、o-Opr86抗体は、PAO1抗体同様、その形成の抑制が確認された。また、各種培地(IgG;400μg/ml)について、Opr86抗体によるバイオフィルム形成の抑制効果が認められた。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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