蛋白質を含む液状組成物中における蛋白質の安定化方法

開放特許情報番号
L2011000926
開放特許情報登録日
2011/2/18
最新更新日
2012/12/19

基本情報

出願番号 特願2007-161922
出願日 2007/6/19
出願人 国立大学法人 筑波大学
公開番号 特開2009-002709
公開日 2009/1/8
登録番号 特許第5119545号
特許権者 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 蛋白質を含む液状組成物中における蛋白質の安定化方法
技術分野 有機材料、食品・バイオ、化学・薬品
機能 検査・検出、安全・福祉対策、材料・素材の製造
適用製品 蛋白質を含む液状組成物中における蛋白質の安定化方法、生体成分測定用試薬、蛋白質を含む液状医薬品製剤
目的 近年、臨床診断の分野では、多くの種類の生体由来の蛋白質を、特異的かつ高精度に測定することが要求されている。一般に多くの蛋白質は、温度、光、pH、酸素等外的因子により容易に高次構造が破壊され、生理活性が失われてしまう。従って、蛋白質を含む試薬等の液状組成物の安定性を保つためには、外的因子から蛋白質を保護し、その生理活性を保持させることが重要である。これまでに種々の安定化方法が提案されているが、その効果は必ずしも十分とは言えない。そこで、蛋白質を含む液状組成物中における蛋白質の優れた安定化方法を提供する。
効果 この方法によれば、蛋白質を含む液状組成物中における蛋白質の優れた安定性を確保することができ、この安定化液状組成物は、生体由来の蛋白質を生化学的に、或は免疫学的に測定するための試薬や、測定対象となる蛋白質を含む標準試薬などの生体成分測定用試薬として用いることができ、また、この蛋白質を含む液状組成物中における蛋白質の安定化方法は、蛋白質を含む液状医薬品製剤(注射剤など)においても採用できる。
技術概要
この蛋白質を含む液状組成物中における蛋白質の安定化方法は、(1)水溶性高分子化合物と(2)アミノ酸又はその誘導体及び/又は無機塩を液状組成物中に共存させることからなり、ここにおいて、水溶性高分子化合物はポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドンから選ばれ、水溶性高分子化合物の重量平均分子量は200〜50000であり、水溶性高分子化合物の濃度が10mg/ml〜250mg/mlであることが好ましい。好適なアミノ酸又はその誘導体としては、アルギニン、アルギニンメチルエステル、アルギニンエチルエステル等が挙げられ、好適な無機塩としては、塩化アンモニウム、ヨウ化アンモニウム、硫酸アンモニウム等が挙げられ、その濃度は10mM〜2M程度が好ましい。図は、ポリエチレングリコールとアルギニン(Arg)またはアルギニンエチルエステル(ArgEE)を併用した場合のリゾチームの安定化作用を示すグラフ(横軸は液状組成物のアルギニンまたはアルギニンエチルエステル濃度、縦軸はリゾチーム活性(加熱処理前の酵素活性を100%とした場合の加熱処理後の残存酵素活性))である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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