出願番号 |
特願2009-009281 |
出願日 |
2009/1/19 |
出願人 |
国立大学法人 琉球大学 |
公開番号 |
特開2009-197576 |
公開日 |
2009/9/3 |
登録番号 |
特許第5227815号 |
特許権者 |
国立大学法人 琉球大学 |
発明の名称 |
コンクリート構造物の耐震補強構造 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
機械・部品の製造、免振・制振 |
適用製品 |
耐震補強構造のコンクリート構造物 |
目的 |
施工作業の煩雑さを軽減でき、枠付き鉄骨ブレースの補強効果を損なわずに、優れた補強効果を得ることができるコンクリート構造物の耐震補強構造を提供する。 |
効果 |
コンクリート構造物側の補強を重視していない従来構造に比べ、枠付き鉄骨ブレースを固定しているコンクリート構造物側が十分に補強されているので、枠付き鉄骨ブレースの補強効果を損なうことがないばかりか、相乗的な補強効果を得ることができる優れた補強構造となる。 |
技術概要
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枠付き鉄骨ブレースを構成する両側の夫々の枠鉄骨と開口領域の両側の夫々の柱部分とを、柱部分の3方面に巻き立てられるとともに、柱部分のせい方向に突出して、柱部分の厚さと略同じ間隔で対置した補強プレートで挟み、この対置した補強プレートの間に充填した固化材により固定するとともに、この固化材、対置した補強プレート、両側の夫々の枠鉄骨を貫通する緊結部材を締め上げて、この対置した補強プレートにより柱部分及び固化材の厚さ方向両面を圧縮してプレストレスを付与している状態にする。柱部分3に沿って断面コ字状の補強プレートチャンネル7を配置して、枠付き鉄骨ブレース11の枠鉄骨12aと柱部分3とを、柱部分3のせい方向に突出して対置した補強プレートで挟んで充填した固化材により固定し、上側の枠鉄骨12bと梁部分2とを、対置した補強プレート8で挟んで充填した固化材により固定し、対置した補強プレート、枠鉄骨12aに貫通するPC鋼棒9、同様に、対置した補強プレート8、上側の枠鉄骨12bに貫通するPC鋼棒9を締め上げて柱部分3、梁部分2を圧縮してプレストレスを付与した状態にし、下側の枠鉄骨12cはアンカー部材14を介して床部分4に固定する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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