| 出願番号 |
特願2007-035553 |
| 出願日 |
2007/2/15 |
| 出願人 |
国立大学法人 琉球大学 |
| 公開番号 |
特開2008-196464 |
| 公開日 |
2008/8/28 |
| 登録番号 |
特許第4355813号 |
| 特許権者 |
国立大学法人 琉球大学 |
| 発明の名称 |
風車に対するエアーブレーキ構造 |
| 技術分野 |
機械・加工 |
| 機能 |
環境・リサイクル対策、安全・福祉対策 |
| 適用製品 |
風車に対するエアーブレーキ |
| 目的 |
強風時に風車が異常に高速回転するのを、遠心力を利用して自動的に抑制するエアーブレーキ構造に関し、揚力型垂直軸風車の通常回転時に作用する制動力は小さく、異常高速回転時にのみ大きな制動力が作用する構造を実現する。 |
| 効果 |
伸縮する回転翼は、風車が平常回転の際はバネ力又は重りの重力で縮小状態となり、高速回転になって風車の回転数が増すとその際の遠心力によって外方向に進出し伸長する構造であるから、強風で風車の回転が高速になった場合のみ空気制動力が増大するので、強風対策として最適である。 |
技術概要
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風車の回転力で駆動される制動軸に、遠心力で外方に進出する伸縮構造の空気制動用の回転翼を設けてなり、この伸縮する回転翼は、風車が平常回転の際はバネ力又は重りの重力で縮小状態となり、風車の回転数が増すとその際の遠心力によって、バネ力や重りの重力に抗して外方向に進出し伸長する構造であり、回転翼の伸縮構造は、大径の円筒の中に小径の円筒を同心状に挿入してなり、大径の円筒又は小径の円筒が制動軸の半径方向に移動して伸縮可能で、外方向に伸長した際の制動軸寄りの根元側円筒が、制動軸に取付けた支持体に、バネ力や重りの重力に抗して、回転翼の遠心力で外方向に進出可能に保持されている風車のエアーブレーキ構造である。回転翼の伸縮構造は、大径の円筒の中に小径の円筒を同心状に挿入してなり、前記大径の円筒又は小径の円筒が制動軸の半径方向に移動して伸縮可能で、外方向に伸長した際の制動軸寄りの根元側円筒が、制動軸に取付けた支持体に対し、図(1)のようにバネ力で制動軸2側に引き寄せられているのに対し、制動軸2が高速回転すると図(3)のように、バネ力に抗して、回転翼の遠心力で外方向に進出した状態に保持される。 |
| 実施実績 |
【無】 |
| 許諾実績 |
【無】 |
| 特許権譲渡 |
【可】
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| 特許権実施許諾 |
【可】
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