出願番号 |
特願2006-308378 |
出願日 |
2006/11/14 |
出願人 |
国立大学法人 琉球大学 |
公開番号 |
特開2008-120751 |
公開日 |
2008/5/29 |
登録番号 |
特許第4560632号 |
特許権者 |
国立大学法人 琉球大学 |
発明の名称 |
抗植物病原菌剤および抗植物病原菌組成物 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造、その他 |
適用製品 |
抗植物病原菌剤および抗植物病原菌組成物 |
目的 |
ツルレイシをはじめとする農産物において、種々の植物病原菌に拮抗してその活動を抑制することのできる微生物を見出し、これを有効成分とする抗植物病原菌剤を提供する。 |
効果 |
この抗植物病原菌剤を、ツルレイシをはじめとする農作物の表面に散布することにより、黒かび病菌、炭疽病菌、貯蔵病害菌、つる割病菌等を原因とする病害を防止ないし軽減することが可能である。 |
技術概要 |
この抗植物病原菌剤の有効成分であるハンスフォルディア(Hansfordia)属に属する微生物は、ツルレイシ等の農作物の葉圏に生息する内生糸状菌である。この抗植物病原菌剤は、ハンスフォルディア属に属する微生物を有効成分とするものであるが、その胞子懸濁液を使用する形態およびその培養濾液を使用する。胞子懸濁液の形態の抗植物病原菌剤は、水等の担体1mlに対し、1×10↑4ないし1×10↑1↑0個程度の胞子を懸濁させることにより調製できる。また、培養濾液の形態の抗植物病原菌剤は、ハンスフォルディア属に属する微生物を培養した後、菌体からろ別した培養液を適宜使用すればよい。胞子懸濁液、培養濾液には、必要により、展着剤、界面活性剤、香料等を加えても良い。この抗植物病原菌剤には、更に、他の植物病原菌に有効な薬剤を加え、抗植物病原菌組成物とすることもできる。添加できる薬剤の例は、TPN、アゾキシストロビン、キノキサリン系水和剤等である。抗植物病原菌剤等の散布方法は、例えば、ツルレイシ等の農作物に対し、全面が濡れる程度に、生育期間中、1ないし3回程度散布すればよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|