出願番号 |
特願2006-242017 |
出願日 |
2006/9/6 |
出願人 |
国立大学法人 琉球大学 |
公開番号 |
特開2008-067481 |
公開日 |
2008/3/21 |
登録番号 |
特許第4203602号 |
特許権者 |
国立大学法人 琉球大学 |
発明の名称 |
電力供給設備の運用支援方法および装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
電力供給設備の運用支援装置 |
目的 |
電力貯蔵装置(ESS)を含む電力系統を運用する場合の発電機起動停止およびESSの充放電の最適な計画を作成して提示する電力供給設備の運用支援方法および装置を提供し、特にESSの充放電計画についても機械的に生成することができる電力供給設備の運用支援方法および装置を提供する。 |
効果 |
方法および装置は、遺伝的アルゴリズムを用いて運用コストを最小化する発電機と電力貯蔵装置(ESS)の運用計画を決定することができるので、これを導入することによって電力会社における運用合理化に大きく貢献することができる。また、この方法は、ESSを一般的に定式化して演算に取り込んでいるので、ESSの種類によらずに適用できる。 |
技術概要
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電力供給設備の運用支援方法および装置は、図1に示すような電力供給施設に適用する。この運用支援方法を適用する電力供給施設は、電力貯蔵素子2とインバータ3を有する電力貯蔵装置(ESS)1と、適当な数N基の火力ユニット4を備え、電力系統6を介して負荷5に電力を供給する。図2は、運用支援装置の構成図である。運用支援装置の主体となるデータ処理装置10は、キーボードやマウスなどでなる入力部30、液晶表示装置などの表示部40、外部記憶装置である記憶部50、各発電所あるいは集中制御室に設けられた送受信部70と伝送路を介して接続する配信部60と接続される。この運用支援方法は、第1演算部101で第1ステップを実行して、遺伝的アルゴリズム(GA)により火力ユニットの起動停止とESSの充放電の準最適組合せを決定し、その後、第2演算部102で第2ステップを実行して、準最適組合せにおいて再びGAによりESSの充放電電力値を最適化するように修正することにより、火力ユニットとESSの最適組合せを決定する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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