出願番号 |
特願2006-011100 |
出願日 |
2006/1/19 |
出願人 |
国立大学法人 琉球大学 |
公開番号 |
特開2007-191427 |
公開日 |
2007/8/2 |
登録番号 |
特許第4686720号 |
特許権者 |
国立大学法人 琉球大学 |
発明の名称 |
チロシナーゼ活性阻害剤およびこれを含有する美白化粧料 |
技術分野 |
生活・文化、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
チロシナーゼ活性阻害剤およびこれを含有する美白化粧料 |
目的 |
チロシナーゼ活性阻害剤、更に詳細には、メラニン生成に関係するチロシナーゼを効果的に阻害するチロシナーゼ阻害剤およびこれを利用する美白化粧料において、優れた活性を有しながら安全性を高くする。 |
効果 |
チロシナーゼ活性阻害剤の有効成分である、化合物は、例えば、広く使用されているアルブチンと比べ、より強いチロシナーゼ活性阻害作用を有する物質である。しかも、古くから食品として利用されているサトウキビから得られるものであるため、安全性も高い。しかも、ラム酒粕という廃棄物中から得ることができるため、コストもきわめて低い。従って、チロシナーゼ活性阻害剤は、美白成分として、皮膚外用剤、美白化粧料などに利用することができる。 |
技術概要
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式(図1)で表される化合物を有効成分とするチロシナーゼ活性阻害剤である。また、チロシナーゼ阻害活性剤は、ラム酒粕を、スチレン系合成吸着剤処理、シリカゲルカラムクロマトグラフ処理、ゲルろ過処理および液体クロマトグラフ処理から選ばれる処理の2以上を組み合わせた精製処理により得られたものである。また、チロシナーゼ阻害活性剤を含有する皮膚外用剤である。また、チロシナーゼ阻害活性剤を含有する美白化粧料である。この化合物は、インペラネン(Imperanene;4−hydroxy−[2−(4−hydroxy−3−methoxyphenyl)ethenyl]−3−methoxy−benzenpropanol)と命名された公知化合物である。例えば、美白化粧料とする場合は、公知の化粧料基剤に、例えば、0.0001ないし10質量%程度配合し、常法に従って、化粧液、乳液、クリーム、ペーストとすればよい。この化合物は、OD↓4↓5↓0付近に吸収を有するので、各工程において紫外部の吸光度を測定することでモニターすることが可能である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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