流出赤土の海域への拡散抑制工法

開放特許情報番号
L2011000796
開放特許情報登録日
2011/2/18
最新更新日
2011/4/15

基本情報

出願番号 特願2004-284854
出願日 2004/9/29
出願人 国立大学法人 琉球大学
公開番号 特開2006-097337
公開日 2006/4/13
登録番号 特許第4696234号
特許権者 国立大学法人 琉球大学
発明の名称 流出赤土の海域への拡散抑制工法
技術分野 土木・建築
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 流出赤土の海域への拡散抑制システム
目的 河口から流出する赤土のサンゴ礁海域での拡散を有効に抑制することができる、流出赤土の海域への拡散抑制工法を提供する。
効果 河口から流出する赤土のサンゴ礁海域での拡散を有効に抑制することができる。
技術概要
図1は流出赤土の海域への拡散抑制工法を示した斜視図、図2はこの工法を簡略に示した平面図、図3は図2のX−X線上の断面図であり、図4は図2のY−Y線上の断面図である。この拡散抑制工法では、河川1から赤土を含む濁水が河口水路2に流れ込むと、河口水路2は常に水が満ちているので、図1に矢印で示すように、河口水路2の天端部2aから溢れ出て河口水路2の周囲のマングローブ植栽域群のうち最内側の第1のマングローブ植栽域3に流れ込み、さらに第1のマングローブ植栽域3の擁壁7の天端部7aから溢れて、それよりも低い第2のマングローブ植栽域4、続いて第3のマングローブ植栽域5へと順次に流れ込み、最後に第3のマングローブ植栽域5の表面を越えて流れた後に最外周の擁壁12の外側の排水路13に流れ込み、河口水路2から放射状に流れ出た河川1の濁水は最後に排水路13を越えて海域16に流出していく。しかも、各マングローブ植栽面は河口水路2に向かって傾斜しているから、各マングローブ植栽域3、4、5に堆積した赤土の層は赤土排出路9、10、11側へ匍匐的に移動して流れ込み、赤土は最終的には赤土排出路9、10、11、13の終端の深い沈殿溜に溜まる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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