出願番号 |
特願2004-268376 |
出願日 |
2004/9/15 |
出願人 |
国立大学法人 琉球大学 |
公開番号 |
特開2006-087197 |
公開日 |
2006/3/30 |
登録番号 |
特許第4411436号 |
特許権者 |
国立大学法人 琉球大学 |
発明の名称 |
双方向DC−DCコンバータのソフトスイッチング回路 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
双方向DC−DCコンバータのソフトスイッチング回路 |
目的 |
電力貯蔵装置に適用する電流形インバータにおいて、ソフトスイッチングを可能とする簡素な共振回路を提供し、特に直流リンク部に使用する双方向DC−DCコンバータについて共振を用いたソフトスイッチングが可能な共振回路を提供する。 |
効果 |
この電流共振形を用いれば、回路構成が簡単で、半導体スイッチのソフトスイッチングを行うことでスイッチング損失を低減してエネルギ変換効率を向上させ、電磁妨害も殆ど生じないような電力貯蔵装置を提供することができる。なお、この双方向DC−DCコンバータは、分散型電源のパワーコンデショナとして利用することも可能で、また、直流機器用の変換器として利用することもできる。 |
技術概要
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図1は、双方向DC−DCコンバータのソフトスイッチング回路を組み込んでなる電流形電力貯蔵装置の主回路構成図である。ソフトスイッチング回路を備えた双方向DC−DCコンバータ2は、直流電源部1とインバータ部3の間の直流リンク部に配置され、全体で電力貯蔵装置を構成して、三相誘導電動機4などの負荷に交流電力を供給する。図2は、双方向DC−DCコンバータ2の第4象限動作時であって充電時の等価回路を表す。充電時には、第1半導体スイッチSW1をオフ状態にし(図中点線)、第2半導体スイッチSW2をプログラムにしたがってオンオフ操作することによって(図中斜線ハッチング)、第2整流ダイオードD2の働きと相俟って、電流共振形昇圧コンバータとして動作させる。一方、図3は、双方向DC−DCコンバータ2の第1象限動作時であって放電時の等価回路を表す。放電時には、第2半導体スイッチSW2を期間中オン状態にし(図中斜線ハッチング)、第1半導体スイッチSW1をプログラムにしたがって駆動することによって、第1整流ダイオードD1の働きと相俟って、電流共振形降圧コンバータとして動作させる。図4は、充電時におけるモード別の等価回路を表す。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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