出願番号 |
特願2008-502746 |
出願日 |
2007/2/22 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
WO2007/099862 |
公開日 |
2007/9/7 |
登録番号 |
特許第5234781号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
蛍光体とその製造方法および発光器具 |
技術分野 |
電気・電子、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
照明器具および画像表示装置の発光器具 |
目的 |
従来の希土類付活サイアロン蛍光体より発光特性に優れ、従来の酸化物蛍光体よりも耐久性に優れる蛍光体であり、中でも紫色、青色、緑色の蛍光体粉体の提供。 |
効果 |
本技術によれば、従来のサイアロンや酸窒化物蛍光体と比べて400nm〜550nmでの発光強度を高くすることができ、白色LEDの用途の紫、青色、緑色蛍光体として優れることが期待される。励起源に曝された場合に、この蛍光体は、輝度が低下し難い。さらに、電子線で効率よく発光するため、VFD、FED、SED、CRTなどに好適に使用され得る有用な蛍光体である。 |
技術概要 |
この技術では、AlON結晶、またはAlON固溶体結晶、あるいはAlONと同一の結晶構造を持つ無機結晶に、金属イオンを構成する金属元素M(ただし、Mは、Mn、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Tm、Ybから選ばれる少なくとも1種以上)が固溶したものを含み、波長300nmから700nmの範囲の波長にピークを持つ蛍光を発光することができる。即ち、組成式M↓aA↓bAl↓cO↓dN↓e(ただし、Mは、Mn、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Tm、Ybから選ばれる少なくとも1種以上であり、AはMおよびAl以外の1種または2種以上の金属元素であり、式中a+b+c+d+e=1とする)で示され、パラメータa、b、c、d、eは、0.00001≦a≦0.1、0≦b≦0.40、0.10≦c≦0.48、0.25≦d≦0.60、0.02≦e≦0.35の条件を満たし、励起源を照射することにより波長300nmから700nmの範囲の波長にピークを持つ蛍光を発光する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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