出願番号 |
特願2008-247004 |
出願日 |
2008/9/26 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2010-076044 |
公開日 |
2010/4/8 |
登録番号 |
特許第5598805号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
有機高分子ナノワイヤーとその製造方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ナノテクノロジー、金属・半導体・セラミックス系各種ナノワイヤー |
目的 |
従来の方法では不可能であったより細い有機高分子ナノワイヤーと従来法とは全く異なる原理をもって有機高分子ナノワイヤーを製造することができる製造方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、従来の方法では全く不可能であった、300nm未満、具体的には数十nmの直径を持つ有機高分子ナノワイヤーを提供することができたので、無機ナノワイヤーと同様なレベルでの研究および開発が容易に行えるようになった。 |
技術概要
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本技術の有機高分子ナノワイヤーは、直径が300nm未満である。又、本技術の有機高分子ナノワイヤーの製造方法は、所定の有機高分子中に光吸収性剤が分散されてなる薄膜に対して、光吸収性剤の吸収波長に該当する波長のレーザー光を照射し、照射箇所を起点として、有機高分子からなるナノワイヤーを伸長させる。即ち、母材:ポリブチルメタクリレート(PBMA、PMMA,PEMA,Polystylene)と光吸収剤:クマリン6をモノクロロベンゼンに溶解し、スピンコーターを使ってカバーガラス上に約30μm厚にスピンコーティングする。そこにレーザー光を1パルス照射した。PBMAのサンプルの場合には、レーザー強度590mJ/cm↑2の時が長い高分子ナノワイヤーが作製できる。その他、(PMMA,PEMA,Polystylene)を用いても同様にナノワイヤーを作製することができた。また、クマリン6の代わりにペリレン分子を同質量比で混合した高分子を用いてもナノワイヤーが作製されることが明らかとなった。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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