出願番号 |
特願2008-043681 |
出願日 |
2008/2/26 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2009-203081 |
公開日 |
2009/9/10 |
登録番号 |
特許第5339331号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
層状水酸化物と単層ナノシート及びそれらの製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
水酸化コバルト層状結晶、層状水酸化物、陰イオン交換材料、吸着剤、触媒、ナノリアクター、モレキュラーシーブ、ポリマー複合材、生体材料 |
目的 |
結晶性の優れた水酸化コバルトの層状結晶とその各層を剥離した単一層からなるナノシートならびにそれらの製造方法の提供。 |
効果 |
本技術は同一金属に異なる価数(二価、三価)を与える層状水酸化物を生成させようとするものである。酸化過程におけるそれぞれの価数の含有率は最も安定性の高い層状水酸化物の構造[Co(II):Co(III)=2:1]への変換により自発的に実現される。このことは、出発物質の仕込み量の影響を受けないで、生成物中の二価と三価の比が常に一定であるという利点がある。 |
技術概要
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この技術は、水酸化コバルト層状結晶からなる層状水酸化物であって、その層状結晶が水酸化コバルト(II)とコバルト(III)からなり、アニオンがインターカレートされていることを特徴とする。上記の層状水酸化物であって、インターカレートされているアニオンが臭素アニオンである。上記の層状水酸化物であって、インターカレートされているアニオンが過塩素酸アニオンである。上記の層状水酸化物の製造方法であって、ブルーサイト型水酸化コバルト(II)結晶からなる層状水酸化物を酸化剤溶液中に分散させて、ブルーサイト型水酸化コバルト(II)結晶の一部を酸化してコバルト(III)を生成する。上記の層状水酸化物の製造方法であって、この製法において、その酸化剤溶液が、臭素のアセトニトリル溶液である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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