出願番号 |
特願2008-030879 |
出願日 |
2008/2/12 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2009-191296 |
公開日 |
2009/8/27 |
登録番号 |
特許第5448023号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
塑性加工性に優れた鋼細線又は薄帯鋼板 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
自動車、家電製品、電気・電子機械の構成部品、せん断加工特性 |
目的 |
強度の内特に降伏強さ(YS)が0.6GPa以上の高強度を有し、且つ延性にも優れており、しかもせん断加工特性が良好な塑性加工性に優れた鋼細線又は薄帯鋼板の提供。 |
効果 |
従来得られていなかった、特にせん断加工特性が良好であって降伏強さ(YS)が0.6GPa以上の高強度を有する塑性加工性に優れた薄帯鋼板又は鋼線が得られる。そのため従来切削加工でしか製造することができなかった、鋼細線又は薄帯鋼板を素材とした高強度の精密部品や省エネルギーに寄与し得る構成部品製品の製造も可能となる。 |
技術概要
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この技術の塑性加工性に優れた鋼細線は、降伏強さが0.6GPa以上で且つ破断強さ/引張強さが2.0以上を有するフェライト炭素鋼又はフェライト系ステンレス鋼若しくはオーステナイト系ステンレス鋼である。鋼細線は、その破断強度が1.5GPa以上であること、その絞りが65%以上であること、せん断加工面におけるせん断面比率が50%以上であることを特徴とする。また、塑性加工性に優れた薄帯鋼板は、降伏強さが0.6GPa以上で且つ破断強さ/引張強さが1.2以上を有するフェライト炭素鋼又はフェライト系ステンレス鋼若しくはオーステナイト系ステンレス鋼である。あるいは、塑性加工性に優れた薄帯鋼板は、降伏強さが0.6GPa以上で且つ破断強さ/引張強さが1.0以上を有するフェライト炭素鋼又はフェライト系ステンレス鋼若しくはオーステナイト系ステンレス鋼である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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