出願番号 |
特願2007-545299 |
出願日 |
2006/11/16 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
WO2007/058276 |
公開日 |
2007/5/24 |
登録番号 |
特許第5333886号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
マグネシウム系生分解性金属材料 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
医療用インプラント・デバイス |
目的 |
インプラント・デバイスの形状を制限することなく、所望の強度・加工硬化性・延性等の力学的特性を実現しながら、生体内における分解速度を広い範囲で制御することができる、新しいマグネシウム系生分解性金属材料の提供。 |
効果 |
生体微量必須元素の一つであるマグネシウムとその合金からなり、使用後は体内で分解・吸収される医療用生分解性合金が提供される。さらに、材料の組成および結晶粒径を制御することにより、個々のデバイスに求められる所望の強度・加工硬化性・延性等の力学的特性を実現しながら、生体内における分解速度を制御することができる。 |
技術概要
|
この技術は、不可避的不純物濃度が0.05原子%以下のMgであって、析出物・金属間化合物を含まず、平均結晶粒径が平均結晶粒径が部材の最小部位の1/4以下に制御されていることを特徴とするマグネシウム系生分解性金属材料である。そして主成分として93.5原子%以上のMgを含み、第二成分としてマグネシウムよりも金属結合半径の大きい一元素をそのマグネシウムに対する固溶限界濃度の1/3以下含有されているとともに、残部が不可避的不純物であって、平均結晶粒径が部材の最小部位の1/4以下に制御され、第二成分の結晶粒界への偏在濃度が結晶粒内平均濃度の1.5倍以上に制御されていることを特徴とするマグネシウム系生分解性金属材料である。更に上記のマグネシウム系生分解性金属材料について、第二成分がそのマグネシウムに対する固溶限界の1/4以下含有されていることを特徴とするマグネシウム系生分解性金属材料である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|