出願番号 |
特願2007-509282 |
出願日 |
2006/3/20 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
WO2006/101096 |
公開日 |
2006/9/28 |
登録番号 |
特許第5013374号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
蛍光体とその製造方法および発光器具 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
β型Si↓3N↓4結晶構造、AlN結晶構造、AlNポリタイプ構造、蛍光体、照明器具、画像表示装置 |
目的 |
従来の希土類付活サイアロン蛍光体より青色の輝度が高く、発光スペクトルの半値幅が比較的大きく、従来の酸化物蛍光体よりも耐久性に優れる青色蛍光体の提供。 |
効果 |
この技術の蛍光体は、β型Si↓3N↓4結晶構造、AlN結晶構造、若しくはAlNポリタイプ構造持つ窒化物又は酸窒化物の結晶相の固溶体を主成分として含有していることにより、従来のサイアロンや酸窒化物蛍光体より450nm〜500nmの波長域での発光強度が高く、青色の蛍光体として優れている。さらに、発光スペクトルの幅(例えば、半値幅)が大きいため白色LED用途の蛍光体として優れている。 |
技術概要 |
この技術では、β型Si↓3N↓4結晶構造、AlN結晶構造、若しくはAlNポリタイプ構造を持つCeが固溶した窒化物又は酸窒化物の結晶を含み、励起源を照射することにより波長450nmから500nmの範囲の波長にピークを持つ蛍光を発光する、蛍光体を提供する。また、励起源を照射することにより波長470nmから490nmの範囲の波長にピークを持つ蛍光を発光する蛍光体を提供する。励起源が100nm以上470nm以下の波長を持つ紫外線又は可視光とする。さらに、励起源が380nmから430nmの範囲の波長の紫光であることが好ましい。また、β型Si↓3N↓4結晶構造を持つ窒化物又は酸窒化物は、β型サイアロン(Si↓(6−z)Al↓zO↓zN↓(8−z),ただし0<z<4.2)を含むことが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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