出願番号 |
特願2007-505970 |
出願日 |
2006/2/28 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
WO2006/093167 |
公開日 |
2006/9/8 |
登録番号 |
特許第5316982号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
超微細粒組織鋼からなる高強度成形品及びその製造方法 |
技術分野 |
機械・加工、金属材料 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
バンブー組織、等軸状組織、成形品 |
目的 |
成形品本体の強度が850MPa水準以上であって、しかも所望する限定された部位の強度がその本体よりも更に一段と高水準の強度を有する成形品と、その製造技術の提供。 |
効果 |
成形品の本体がバンブーナノ組織で構成され、しかもこの本体の所望する箇所に、必要な深さにだけ、等軸状ナノ組織が形成されているので、成形品本体の強度が著しく優れているだけでなく、本体の上記所望する限定された一部分のみに対しては、更に強度が高くしかも異方性が極力小さいという機械的性質に優れた領域の存在が望まれる成形品が得られる。 |
技術概要
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この技術では、超微細粒組織鋼からなる高強度成形品の一部領域には等軸状組織が形成され、この等軸状組織の形成領域の平均粒径は200nm以下であり、残部領域にはバンブー組織が形成され、このバンブー組織の形成領域の長手方向に垂直な断面組織の平均粒径も亦200nm以下になっているものとする。この超微細粒組織鋼からなる高強度成形品において、等軸状組織の形成領域の硬さが、ビッカース硬さで300以上となっており、且つ、バンブー組織の形成領域の硬さが230以上となっているものとする。さらに、等軸状組織の形成領域の硬さが、ビッカース硬さで350以上となっており、且つ、バンブー組織の形成領域の硬さは250以上となっていることが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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