出願番号 |
特願2007-271048 |
出願日 |
2007/10/18 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2009-095522 |
公開日 |
2009/5/7 |
登録番号 |
特許第5669248号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
多孔質足場材 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
多孔質足場材 |
目的 |
再生部分に適した形状としながら、細胞培養に充分な気孔率を有する多孔質足場材の提供。 |
効果 |
内部に充分な細胞密度を有する大きな気孔率の空間を持ちながら、培養或いは生体埋設時の圧力に耐えうる保形性を外郭に有さしめることが出来るようになる。また、足場材を製造するのに、多孔質形成材の混練割合などにより、外郭の強度を調整することが出来るので、使用する対象に適合した強度と形状とにすることが容易に行えるようになる。 |
技術概要
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この技術では、多孔質足場材は、多孔質体からなる中空外郭の内部に外郭よりも気孔率が大きい多孔質体が充填されてなるものとする。この多孔質足場材の製造方法は、生体吸収性合成高分子に多孔質形成材が混練されたペースト状材を中空の所望形状に形成し、次に、多孔質形成材を除去して、多孔質の中空外郭を形成し、この外郭に、これより気孔率の大きな多孔質材料を充填し、これを固化して多孔質化するものとする。多孔質材料は、生体吸収性合成高分子が中空多孔質構造を有する多孔質材料、或いは中空に生体吸収性天然高分子、細胞成長因子、および細胞分化制御因子、或いはこれらの誘導体からなる群から選ばれる1種または2種以上で構成多孔質体を導入した複合多孔質材料である。中空体は生体吸収性合成高分子により構成され、一定の力学強度を持ち、中空体の形状を保持する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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