出願番号 |
特願2007-192845 |
出願日 |
2007/7/25 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2009-030085 |
公開日 |
2009/2/12 |
登録番号 |
特許第5288364号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
非調質小ねじの製造方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
冷間圧造、小ねじ |
目的 |
靱性及び耐遅れ破壊特性にも優れている、非調質高強度小ねじを製造する技術の提供。 |
効果 |
減径後の鋼線に前軟化処理を施すことなく、冷間圧造又は冷間圧造及びその他の冷間加工により小ねじに成形加工することが可能となる。しかも、こうして得られた小ねじの成形体は、高強度鋼線から成形されたものであるため、これに対して浸炭若しくは浸炭窒化焼入・焼戻し、又は焼入・焼戻し等の強化処理を施さなくても、所望の高強度を備えた小ねじを製造することが可能である。 |
技術概要 |
この技術では、非調質小ねじの製造方法は、低炭素鋼線に冷間成形加工を施すことにより小ねじに成形し、この成形体に浸炭(若しくは浸炭窒化)焼入・焼戻し又は焼入・焼戻しといった高強度化のための熱処理を施さない非調質小ねじの製造方法であって、C:0.020超え〜0.15質量%、Si:0.60質量%以下、Mn:0.05〜1.50質量%、P:0.030質量%以下、S:0.025質量%以下、Al:0.060質量%以下(0質量%を含まず)を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる化学成分組成を有する熱間圧延鋼線材に球状化焼なまし処理を施し、これを冷間伸線又は冷間伸線及びその他の冷間塑性加工により減径して鋼線を調製し、鋼線を冷間圧造又は冷間圧造及びその他の冷間加工により小ねじに成形加工するものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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