出願番号 |
特願2006-531808 |
出願日 |
2005/8/10 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
WO2006/016711 |
公開日 |
2006/2/16 |
登録番号 |
特許第4953065号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
蛍光体とその製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、無機材料 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
AlN結晶、AlN固溶体結晶、蛍光体 |
目的 |
従来の希土類付活サイアロン蛍光体より発光特性に優れ、従来の酸化物蛍光体よりも耐久性に優れる蛍光体粉体の提供。 |
効果 |
この技術の蛍光体は、従来のサイアロンや酸窒化物蛍光体と比べて400nm〜700nmの波長域での発光強度が高く、中でもEuを付活したものは青色や緑色の蛍光体として、Mnを付活したものは赤色蛍光体として優れている。 |
技術概要 |
この技術では、少なくとも金属元素M(ただし、Mは、Mn、Ce、Nd、Sm、Eu、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Ybから選ばれる1種または2種以上の元素)および酸素が固溶したAlN結晶またはAlN固溶体結晶を含み、励起源を照射することにより波長400nmから700nmの範囲の波長にピークを持つ蛍光を発光することを特徴とする蛍光体を提供する。AlN結晶またはAlN固溶体結晶は、ウルツ型AlN結晶構造、または、2Hδ、27R、21R、12H、15Rおよび8Hから選ばれるいずれかの結晶構造を持つことが好ましい。また、CuKα線を用いたX線回折による測定において、2θ値が少なくとも、32度以上35度以下、および、58度以上62度以下の範囲に、AlN結晶またはAlN固溶体結晶由来の回折ピークを持つことが好ましい。32度以上35度以下の回折ピークがAlN系結晶の(100)面由来であり、58度以上62度以下の回折ピークがAlN結晶またはAlN固溶体結晶の(110)面由来であるものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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