出願番号 |
特願2008-553121 |
出願日 |
2008/1/11 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
WO2008/084848 |
公開日 |
2008/7/17 |
登録番号 |
特許第5322053号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
蛍光体、その製造方法および発光器具 |
技術分野 |
化学・薬品、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
蛍光体、発光器具 |
目的 |
従来の希土類付活サイアロン蛍光体より発光特性に優れ、従来の酸化物蛍光体よりも耐久性に優れた色純度がよい青色の蛍光体、さらには、電子線で高輝度に発光する色純度がよい青色の蛍光体を提供する。 |
効果 |
この蛍光体は、2価のEuイオンが固溶したAlN結晶、AlNポリタイプ結晶またはAlN固溶体結晶相を主成分として含有し、酸素含有量が0.4質量%以下の組成を持つことにより、従来のサイアロンや酸窒化物蛍光体と比べて430nm〜480nmでの発光強度が高く、特に、100nm以上420nm以下の波長を持つ紫外線または可視光で励起すると効率よく発光するので、白色LEDの用途の青色蛍光体として優れている。 |
技術概要
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AlN結晶、AlNポリタイプ結晶、または、AlN固溶体結晶の結晶構造を持つ無機結晶を含む蛍光体は、無機結晶には少なくとも2価のユーロピウムが固溶しており、無機結晶中の酸素量が0.4質量%以下である。無機結晶は、ウルツ型AlN結晶構造、2H↑δ、27R、21R、12H、15Rおよび8Hからなる群から選ばれる結晶構造、あるいは、無機結晶中にAl(O、N)↓4四面体骨格を有する結晶構造のいずれかの結晶構造を持つ。)AlNポリタイプ結晶が、Al(O、N)↓4四面体骨格からなる層とEuを含む骨格からなる層とから構成される。無機結晶にケイ素が固溶してなる。無機結晶に炭素が固溶してなる。無機結晶が、AlN結晶またはAlNポリタイプ結晶と、SiC結晶との固溶体結晶である。蛍光体の製造方法は、ユーロピウムと、アルミニウムと、必要に応じてケイ素と、必要に応じてA(ただし、AはMg、Ca、Sr、Ba、ZnおよびCdから選ぶ1種または2種以上の元素)とを含有する原料混合物を、窒素雰囲気中において、15×10↑2℃以上25×10↑2℃以下で、酸素含有量が0.4質量%以下となるまで焼成する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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