スレート屋根用足場板

開放特許情報番号
L2011000471
開放特許情報登録日
2011/2/4
最新更新日
2013/1/21

基本情報

出願番号 特願2007-108517
出願日 2007/4/17
出願人 株式会社カシワバラ・コーポレーション
公開番号 特開2008-266920
公開日 2008/11/6
登録番号 特許第5139710号
特許権者 株式会社カシワバラ・コーポレーション
発明の名称 スレート屋根用足場板
技術分野 土木・建築
機能 材料・素材の製造
適用製品 スレート屋根用足場板
目的 スレート屋根に設置される足場板において、使用時にスレートに対し局部的に力がかからないようにしてスレートの破損を防止し、さらに、強風によってスレート屋根から外れ難くするとともに、使用時にスレート屋根上を滑らないようにする。
効果 スレート屋根が有するスレート取付部材を足場形成部材の開放部から露出させ、このスレート取付部材に固定部材を係合させて足場形成部材をスレート屋根に固定できる。これにより、使用時に足場形成部材がスレート屋根上を滑らないようにできるとともに、強風が吹いた場合に、足場形成部材をスレート屋根から外れ難くできる。さらに、足場形成部材の波形面部がスレートの波形状に対応して延びているので、作業者及び足場形成部材の重量がスレートに局部的に作用しなくなり、スレートの破損を防止できる。
技術概要
図1は、足場板1をスレート屋根Aに載置した状態を示し、図2は図1におけるII−II線断面図である。この足場板1は、スレート屋根A上で作業者用の足場を形成する足場形成部材10と、足場形成部材10をスレート屋根Aに固定するための3つの固定部材11、11、11とを備える。足場板1の足場形成部材10は、スレートSの波形状が連続する方向に沿って延びる2つの板状部材20、20と、これら板状部材20、20を、所定幅の隙間Wをあけた状態で連結する4つの連結板(連結部材)21、21、…とを備える。固定部材11、11、11は、同じものであり、図3及び図4に示すように、弾性材を扁平な柱状に成形してなる。固定部材11の長径寸法(図3における左右方向の寸法)は、隙間Wの幅寸法よりも長く、短径寸法(図3における上下方向の寸法)は、隙間Wの幅寸法よりも短く設定される。固定部材11の中心線方向(図4における上下方向)の寸法は、足場形成部材10をスレート屋根Aに固定した状態で、固定部材11の上端面が該足場形成部材10の上面よりも下方に位置するように設定される。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 複数の板状部材を互いに隙間をあけた状態で連結部材によって連結するという簡単な構成で、足場形成部材に開放部を設けることができる。また、複数の板状部材を同じものとするので、スレート用足場板の低コスト化を図ることができる。
改善効果2 連結部材が作業者の滑り止めになり、安全性をより一層高めることができる。また、連結部材を板状部材に差し込むことで、連結部材を板状部材に強固に固定することができる。
改善効果3 固定部材を弾性材によって扁平な柱状に形成し、この固定部材に、スレート屋根のスレート取付部材が挿入される挿入孔を形成するので、固定部材を足場形成部材の開放部に挿入して回転させるという簡単な操作により、足場形成部材を確実に固定できる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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