スレート屋根上の足場板

開放特許情報番号
L2011000469
開放特許情報登録日
2011/2/4
最新更新日
2011/2/4

基本情報

出願番号 特願2006-067309
出願日 2006/3/13
出願人 柏原塗研工業株式会社
公開番号 特開2007-239415
公開日 2007/9/20
登録番号 特許第4147250号
特許権者 株式会社カシワバラ・コーポレーション
発明の名称 スレート屋根上の足場板
技術分野 土木・建築
機能 材料・素材の製造
適用製品 スレート屋根上の足場板
目的 スレート屋根上の足場板、特に、スレート屋根の補修、塗装、点検、清掃等の作業を随時に、安全な状態で遂行できるスレート屋根上の足場板において、軽量でしかも簡単に足場板をスレート屋根上に設置でき、踏み歩く通路を確保するようにする。
効果 足場板の下面がスレート屋根の波形状に沿って面接触するので、足場板上を移動する作業者の荷重をスレート屋根に分散して受けることができ、スレート屋根が破損し難い。分散して荷重を受ける構成であるので、足場板を軽量なものとすることができ、しかも簡単に足場板をスレート屋根上に設置できる。また、面接触であるので、足場板とスレート屋根との摩擦抵抗が大きくなり、足場板がスレート屋根から滑りにくく、安全性が向上できる。
技術概要
図1は、スレート屋根に足場板を2枚連続して施工した状態を示す屋根の部分斜視図である。図2はスレート屋根に足場板を施工した状態を示す断面図である。図3は足場板の平面図、図4はスレート屋根に足場板を施工する状態を説明する図である。スレート屋根1は、断面略コ字状の鉄製下地材からなる母屋6にロックボルト7によって固定されている。足場板10がロックボルト7、7間で、母屋6の上になるような位置で足場板10がスレート屋根1上に被せるように載せられる。図4に示すように、足場板10は鉄、アルミ、FRP等の高剛性材からなる板状足場母材20と、この足場母材20の下側に一体に設けられたクッション体23からなっている。クッション体23の下面はスレート屋根1の波形状に沿う形状に形成される。従って、スレート屋根1に足場板10を載せた際には、足場板10の頂部26、傾斜面25及び連通部27が、夫々スレート屋根1の底面部4、傾斜面5及び頂部3に接触する。特に、図2に示すように、スレート屋根1は所定の大きさからなり、上下左右で隣接するスレート屋根1と重ねられているが、クッション体23は、この段差を吸収する弾力性を備える。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 足場板を軽量化できるとともに、足場板のフォーム樹脂体が圧縮されてスレート屋根の波形状部に接触するので、フォーム樹脂体の波形状部をスレート屋根の波形状部に確実に面接触させることができる。また、フォーム樹脂体がスレート屋根の頂部から底面部までに渡って面接触するので、作業員の荷重を分散して受ける点で優れ、且つスレート屋根表面を滑り難い点で優れる。
改善効果2 他の部分に比較してクッション体の頂部(即ち、スレート屋根の底面部)でクッショ体が大きく圧縮されるので、足場板で作業員の荷重を受けた際にクッション体のこの部分の強度を高く保持することができ、足場板の破損防止等の安全性を向上できる。また、足場板の足場母材を軽量化できる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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